暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜水と氷の交響曲〜
ターン8 圧倒!ダブルサイバーVS鉄砲水のHERO!
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と亮!」

 そう言ってすたすたと歩き去っていく亮と、その後を慌てて追いかける明日香。その後ろ姿を見つめながら、翔がそっと頭を下げた。

「翔?」

「アニキも清明君も隼人君も、心配かけてごめん。今度こそ僕も迷わない、いつかきっとパワー・ボンドを使う資格を持つぐらいのデュエリストになってみせるよ!」

『ようやく吹っ切れたか。俺の知ってる歴史とはやっぱりずれてるけど、まあ大まかなところはあってるしいいか。とりあえず、今は制裁デュエルに集中しますかね』

「いやー、よかったよかった翔が元気になって。ってあれ?どしたの隼人、嬉しくなさそうだけど」

「もう、寮の食堂はとっくに閉まってる時間なんだな………」

「何!?今から走って帰れば間に合うかもしれねえ、早く帰るぞみんな!」

「アニキ、ちょっと待ってくださいよー!」

「十代、置いてかないで欲しいんだな〜!」

「じゃあみんな、急ごう!」

「「「おう!」」」
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