ターン8 圧倒!ダブルサイバーVS鉄砲水のHERO!
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「デュエル許可願い、っと………」
「翔とその兄貴の間になにがあったのかは知らないけど、デュエルしてみりゃわかるだろ。デュエル許可願い………」
「「丸藤亮、だっけか…………ん?」」
「清明!?」
「十代!?」
『………お前ら仲いいな。息ぴったりじゃねえか』
「で、こんなところで清明は何やってんだ?」
「そっちこそ。何か今気になる単語が聞こえた気がするけど」
「俺か?俺は今、翔の本物の兄貴に対してデュエル許可願いを書きに来てたんだ」
「やっぱり!僕も申請しようと思ってここまで来たのに!」
「お前もか。こうなったら、どうするかはわかってるよな?」
「当ったり前よ!喜んで受けて立とうじゃないの!」
「「デュエ「二人とも、何をしているのーネ!」…………え?」」
デュエリストの常識、デュエルで決着をつけようとしていた僕らの前にいきなり現れたのは、いつものレッド嫌いで有名なあの人。
「ク、クロノス先生!」
「まったく、ドロップアウトボーイが二人もそろって一体こんなところで何を…………うん?その紙をちょっと見せるのーネ!」
「あ、まだ書き終わってないのに」
「何々、デュエル許可願い?それで相手は、カイザー!?あなたがた、寝言は寝てから言うのーネ!」
そう言うや否や、僕たちの持っていたデュエル許可願い証をビリッビリに細かく破り捨てるクロノス先生。ああ、せっかく書いたのに。すぐにショックから復活した十代が先生に食ってかかる。
「いきなり何すんだよ、先生!」
「黙るのーネ!カイザー亮は、この学校の中でも一番といわれるブルーの中のトップ、いわばエリート中のエリートですーノ!そんな相手にドロップアウトボーイがデュエルを挑むなんて、口にするだけでもおこがましいのーネ!」
「そんな無茶苦茶な!」
「ささ、わかったらさっさと自分たちの寮に戻って荷物の整理でもしているのーネ」
「そんなぁ〜」
「んで、これからどーしよっか」
結局あれからも少しは粘ったものの、最終的にはクロノス先生に追い出されてしまった。ユーノも加勢してくれりゃいいのに、なーんも言わないんだもんなぁ………。例えばさ、うるせーいいから受理しやがれ!とか俺のデッキが火を噴くぜ!とかそこのコアラが黙っちゃいないぞ!とか………コアラ?
『日頃からお前が俺に対してどんなイメージを持ってるかはよ〜くわかった。わかったから一発殴らせろ』
「そ、そんなことよりあれ見て十代!」
そこにいたのは隼人。いや、別に隼人だってここの生徒、どこにいたってそんなに不思議じゃない。でも、なんでまた木の上なんかにいるんだろうか。
「へ?あれ、コアr…………隼人!そん
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