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戦国異伝供書
第九十六話 尼子家の騒動その十三
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そう考えておる」
「では私も」
「義母上もな」
 杉大方もというのだ。
「移って頂く」
「義母上様も」
「そうじゃ、よいな」
「それでは」
「その様にな」 
 こうしたことを話してだった、元就は妻と共に休んだ。そうしてまた英気を養い国を治めるのだった。


第九十六話   完


                   2020・5・1
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