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ドーベルマンは怖い
第二章
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っと君の傍にいてね」
「そうしてですか」
「護っているんだよ」
「そうですか」
「これまでもそうだったんじゃないかな」
「そういえば」
 賢人は子供心ながらに思い出した、彼と一緒に散歩にいて。
 声をかけてきた人に唸った時はその人は随分胡散臭い感じだった、そして柄の悪い人達を睨んだりしていた。他にも。
 車の多い道や工事中で足場の悪い道には行かなかった、考えてみればだ。
 全部そうだった、それで彼は言った。
「そうかも」
「そうだよ、ドーベルマンは確かに怖いよ」 
 このことは事実だというのだ。
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