第二幕その四
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「紛れもなく」
「そうですよね」
「この山にもいるんだね」
「うむ、調べたらいるのう」
リンキティンク王はスマートフォンでこの辺りの山岳地帯のことを調べました、そのうえでクッキー達に答えました。
「この辺りにも」
「そうなんですね」
「何でも外の世界では未確認動物らしいが」
「こちらの世界ではですね」
「ちゃんとな」
まさにとです、リンキティンク王はさらにお話しました。
「いることがわかっていてな」
「どんな暮らしをしているかもですね」
「わかっておる」
こちらもというのです。
「それでネットで検索しても出て来る」
「スマートフォンのですね」
「ネットも便利じゃ、調べたいことがな」
「すぐにわかりますね」
「よいものじゃ、そしてな」
リンキティンク王はさらにお話しました。
「そのビッグフットじゃが」
「この山にもいて」
「そしてな」
「私達も見られますね」
「今の通りな」
「大きいね」
カエルマンはビッグフットのその大きさについて言うのでした。
「これまでも見たことはあるけれど」
「二メートルは普通に超えていて」
「そして足がね」
「かなり大きいですね」
「だからビッグフットだよ」
この名前の由来だというのです。
「まさにその大きな足の為にね」
「そういうことですね」
「けれど今回は見ただけで」
「これといって」
「何もないね」
「そうでしたね、見えなくなりましたし」
木々の間に消えてしまいました、それで見えなくなっています。
「それじゃあ」
「また見ることになるかも知れないけれど」
「今回はですね」
「これで終わりだね」
「さて、ビッグフットの歌も歌おうか」
リンキティンク王はこちらのお話もしました。
「これから」
「山登りの歌に続いてですね」
「そちらの歌もな」
「では早速」
「録音しようぞ」
こうしてでした、実際にビッグフットの歌も作詞作曲して歌いました、今度はその場でダンスも踊って録画しましたが。
その後でクッキーはリンキティンク王に言いました。
「王様の曲はいつも明るいですね」
「今度はラップにしてみたがのう」
「やっぱり明るいですね」
「わしは明るい曲しか歌わぬしな」
「作詞作曲もですね」
「こちらもな」
リンキティンク王は手先をまだラップの感じに動かしています、そのうえでクッキーにも他の皆にもお話するのでした。
「やはりな」
「明るくですね」
「そうしておるのじゃ」
「逆に暗い曲や静かな曲は」
「バラード等じゃな」
「そちらは」
「わしは歌わん」
そうだというのです。
「作詞作曲もな」
「されませんか」
「うむ」
そうだという返事でした。
「わしはな」
「そうですか」
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