第二章
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うのだ。
「凄くいいから」
「だからなんだ」
「何があっても」
それこそというのだ。
「癌にはね」
「ならないんだ」
「そうしていくわ、病は気からっていうでしょ」
「そうだね」
「だから明るいと」
それならというのだ。
「きっとね」
「よくなるんだ」
「それに確かに癌だけれど」
それでもとだ、母は息子にさらに話した。
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