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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
それぞれの戦い
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には、荷が重すぎたな・・・・・・・・」

「メタルマン・・・・・・・・・」

「完敗だ・・・・・・・・100年以来だな・・・・・こんな目をして俺を倒した奴は。まさか、それが弟だとはな・・・・・・・・・」

「・・・・・・」

身体から煙を吹き出している彼を見てゼロは複雑な顔をする。詳しく知らないとはいえ、自分の兄にあたるロボットに手を出したのだ。

「・・・・・・・・アイリスと言ったか?お前の傍にいた女。助けに行くなら、この通路を奥に進んである転送装置を作動させて向かいな・・・・・・間に合えばの話だが・・・・・・・」

「お前、そんなことを教えて・・・・・」

「弟の慕っている女を破壊するほど・・・・俺も鬼ではないからな・・・・・・・・だが、早く行かんと本当にスクラップになるかもしれんぞ・・・・・・・・・」

「・・・・・・」

「ふん、俺もウッドも見つけてくれれば誰かが回収してくれるさ。・・・・・・さっさと行け。」

「・・・・・・・兄さん。」

「・・・・・・・・」

ゼロは、さりげなく口から言葉が出るがメタルマンはそれを聞くことなく機能を停止した。

「・・・・・・待ってろよ、アイリス。」

ゼロは、アイリスと合流をするべく王宮の奥へと急いだ。
































アイリスside

「うぅ・・・・・ここは?」

何やらどこかの部屋に飛ばされたアイリスは周囲を確認しながら起き上がる。

「ゼロ?ドラえもんさん?」

見回してみるがゼロとドラえもんの姿はない。どうやら自分だけ別の場所に転送されてしまったらしい。気づけば周囲のコンピュータが動いており、自分の上には円盤状のものが浮いていた。

「これは一体・・・・・・!?」

不思議そうに見ていると少し離れたところに浮いている同じ円盤状のものが電気を帯びながら何かを精製し始めた。徐々にその姿は明らかになり、アイリスは思わず言葉を失う。

「わ、私?」

目の前に自分と瓜二つのロボットが現れたのだ。もう一人のアイリスは目を開けてアイリスの方を見ると不敵そうな笑みを浮かべる。

「初めまして、本物の私。ゼロと一緒にいられてそんなに幸せ?」

「えっ?どうしてゼロのことを!?」

コピーの自分に対してアイリスは思わず動揺する。その様子を見てコピーは面白そうだった。

「私はあなた、あなたは私・・・・だから、あなたのことも全部わかるの。でも、それだけじゃまだ足りない。」

「どういうこと?」

「あなたはまだ、ゼロの傍にいるだけじゃ満足できない・・・・もっと・・・・・もっと親密にあの二人のように・
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