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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
それぞれの戦い
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再度右腕を踏みつける。
「うっ!」
「奴と共にいたばかりにお前は自分の体をどんどんダメにしている。ドクターから授かった・・・・・最高傑作であるはずのその体を!!」
更に踏みつける。
「あぁああ!!」
「周りはお前に何をしてくれる?戦闘用として本領を発揮するからこそお前は輝けるんだ。戦闘ロボットして弱くなっていく自分を情けなく感じないのか!」
「ううぅ・・・・・・・」
「お前は俺たちの中で最強となる筈のロボットなのだ!!あの忌々しい奴の系譜の輩たちと馴れ馴れしく・・・・・同じナンバーズとして恥を知れ!!」
メタルマンは続いてゼロの首を掴む。
「もう一度言うぞ、ゼロ。俺たちの元へ来い。そうすればその不完全な体を元に戻してもらえる。完全な状態に戻るんだぞ?己の能力を最大限に発揮できる体に。」
「・・・・・・・・・黙れ。」
「何?」
反抗的な目をするゼロを見てメタルマンは思わずかつて自分勝手なことばかりしていた黒いロボットを思い出す。
「・・・・・・俺は・・・・・・俺は・・・・・・己が何者でいつイレギュラー化するかわからない存在だ。夢の中ではあの男が出るわ、エックスやアイリスに心配をかけさせるわ・・・・・情けないもんさ。・・・・・・・でもな、そんな俺をあいつ等は仲間として受け入れてくれた!そして、アイリスはこんな得体の知れない俺と共に生きることを選択してくれた!!カーネルを助けることもできず、一体なんのために戦ってきたのかわからない俺に戦う意味を与えてくれた!!裏切ってまで完全な体に戻ってイレギュラーに落ちぶれるぐらいなら俺はこの身体が朽ち果てるまであいつ等のために戦ってやる!!」
「!?」
メタルマンは一瞬ゼロの目を見て遠い過去の記憶が蘇る。
今掴んでいる末弟と同じ目をして自分を打ち破った少年ロボットのことを。
あの時も彼は自分の兄弟であるロボットたちと共に自分の主が実行した世界征服のための計画を打ち破った。
そして、彼が我に返ったときゼロは痛む右腕を振り上げ、体に打ち付けた。
「ハッ!」
「アースクラッシュ!!!」
「グッ、グバッァ!?」
アースクラッシュの衝撃波をもろに体に受け、メタルマンは吹き飛ばされ、石柱を数本吹き飛ばされた末に地面に打ち付けられた。
「う・・・・・・こんなことが・・・・・・」
身体に直接衝撃波を受けたことによりメタルマンの体は、動けないほどにダメージを負った。
「ハア・・・・ハア・・・・・・」
ゼロは、体に突き刺さったメタルブレードを引き抜いてメタルマンに近寄る。メタルマンは顔を上げてゼロを見る。
「フ、フッフッフッフフフ・・・・・・流石ドクターが作った最高傑作だ。最も初期型の俺
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