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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
調査開始
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ブリキン島 海岸
一同は濃い霧の中、潜水艦に乗り込む四人を見送る。
「この船は首都メカポリスに近い無人の海岸まで安全に着くようにセットしてあります。」
「ゼロ、ジャイアンたちを頼む。」
「分かってる。いくらこの二人が頼りになると言っても今回ばかりは危険すぎるからな。・・・・・尤も、安全な任務なんて一度もなかったがな。」
「それはそうだね。」
ジョークを交えながら会話するエックスとゼロに対してスネ夫は不安なのかハンカチを振りながら、さよならをする。
「飽くまでも調査なので様子を見たらすぐに引き返してください。」
「あぁ、わかっている。アイリスも今回のような任務は初めてだからな。」
「くれぐれも無茶しないでくださいね。」
「分かったわかった、任しとけって!」
「もしものことがあったらちゃんとママに伝言を伝えてね(汗)。」
「アイリス、頑張るのよ!」
「はい!」
「隊長!アイリスさんと途中まで船旅を楽しんでください。」
「!?お、おいホーネック・・・・・・」
一同が手を振る中、ゼロたちを乗せた潜水艦はブリキン島からメカポリスへ向けて出航した。
「・・・・・サピオ、俺たちも急いでラビリンスの研究室へ急ごう。」
「えぇ。」
エックスたちも大迷宮への旅へ出るべく準備を開始する。
ブリキンホテル
「じいさん・・・・・・アンタ、本当にアタシたちについて行くの?」
「当ったり前じゃ!儂一人のけ者にしようったってそうはいかんぞ!」
自分なりに心配して声をかけるマーティに対してケインは腕を鳴らしながら歩いて行く。
「玉美ちゃんと一緒にホテルで待つというのもあるが敵の攻撃を受けたら防ぎようがないからのう。それにいるのなら安全な地下室の方が良いじゃろう。」
「・・・・・それもそうね。でも、玉美ちゃんはおんぶしていけるけどじいさんは無理だからね。」
「言ったな?ならば見せてやるぞ!儂の本気・・・・・ん?」
二人は先ほどから携帯食を口の中へ放り込むタップに目が点く。
「タップ・・・・お主、そんなに食べて大丈夫なのか?」
「大丈夫、大丈夫。」
そう言いながらもタップは更に口へ放り込む。
「一体何でこんなに口に入れているのかしら?」
「みんなの食糧です。研究室までは丸一日かかりますから。」
そこへサピオは戻ってきたカプセルのアームには、小型のネズミロボットがのっている。
「サピオ、そのネズミロボットは?」
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