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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
皇帝ナポギストラー
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。みんな。」
「たまにはテレビをご覧になるのはいかがでしょうか?丁度、面白い番組が始まる頃でしょうし。」
「うん。」
サピオたちは気を紛らわせるために四人でテレビを見ることにした。しかし、番組の途中突然画面にノイズが生じ、画面が切り替えられ、そこには今までと違った服装をしたナポギストラーが映された。
『全国民の皆さん、吾輩はチャモチャ星皇帝 ナポギストラー一世である!』
「なにっ!?」
「どういう事だ?」
突然のナポギストラーの声明にサピオはおろか、同じロボットであるはずのブリキンすら動揺していた。
『我々を扱き使い、道具同然に扱ってきた愚かな人間の時代は終わった。これからはロボットの世紀が始まるのだ。役立たずの人間どもに代わって、我々が世界を支配する!!』
ブリキン島 現在
「ロボットたちの反乱ということか・・・・・・・」
一通りの話を聞いてエックスたちは腕を組みながら言う。
「じゃあ、王宮へ出かけたご両親は・・・・・・・」
「多分、他の人たちと一緒に・・・・・・捕らえられて・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「ケイン氏?」
「すまん・・・・・・・・少し休んでくる。」
ケインは複雑な表情をしてその場から離れていった。
「どうしたんでしょうか?」
「・・・・・・」
「ゼロ?」
「悪いが俺も席を外す。」
そう言うとゼロもその場から離れた。
「一体どうしたんですか?あの二人・・・・・」
「多分、あの時のことを思い出したんだと思うわ・・・・・。」
「あの時?どういう事ですか?」
「・・・・・実は俺たちの世界でも同じ反乱があったんだ。その首謀者がシグマ・・・・・・ケイン博士の最高傑作だったレプリロイドであると同時に・・・・俺たちの上司でもあったんだ。」
「あなた方の!?」
エックスの発言にサピオは驚く。
「シグマが何故イレギュラー化したのか、それについては色々な仮説が組まれたのですが一説にはゼロ隊長もかかわっているのではないかと言われているんです。」
「・・・・・・・・・」
エックスたちは知っている限りのことを話した。
シグマがイレギュラーハンターだった頃の話。
ゼロが初めて発見されたときイレギュラー化していた時のこと。
シグマが大破寸前まで追いやられて止めたこと。
その後のゼロの変化。
最初のシグマの反乱を含める数々の戦い。
最近のレプリフォース大戦の出来事。
その話を聞かされてサピオ自身も何とも言えない顔になった。
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