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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
皇帝ナポギストラー
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ナポギストラー博士の指示でドクロロボットたちはノソノソと歩きながらガリオン侯爵に同行する。

「ほっほっ〜これは便利なものだのう。ところで博士、あの気味の悪いロボットたちも新しい発明かね?」

「あちらは私の助手ロボットが製作した最新タイプの軍隊ロボットです。あらゆる環境にほんの少しのパーツの換装で行動することができ、敵味方の判別もできる判断回路を組み込んでおり国王の護衛としても十分に役に立ちます。見た目が不気味なのは玉に瑕ですが。直に配属させる予定です。」

「ほっほっほっ、でもじっくり見ると可愛く見えるかもしれんのう。ほっほっほっほっほっ・・・・・・」

アンラック王が笑っている中、ナポギストラー博士は、頭脳コンピューターで自分を警戒し始めているガリオン侯爵のことを考え始めていた。

(・・・・・あの男、感づいたか。こちらも警戒せねばならんな・・・・・・)


























メカポリス ガリオン侯爵宅

「私が王宮へ行って僅か数日。アンラック王がカプセルの普及を声明してからあっという間にカプセルの使用は広まってしまった・・・・・・」

自宅からガリオン侯爵は、窓から見える街の姿を見て頭を抱える。同時に邸の周囲にいた警官ロボットたちのうち何人かが例のドクロロボットに入れ替わっている。おそらく自分に目を付け始めたのかもしれない。

「私は、今まで道具としてしか見てこなかったロボットたちとの関係を改めるために研究を続けてきた。だが、このままではその研究が実る前に人類は滅びてしまうかもしれん。」

既に後ろでは妻である夫人が荷造りをしていた。

「あの研究を一刻も完成させねばならん。荷造りはできたか?」

「えぇ。私もできる限りお手伝いしますわ。」

「すまない・・・・・。サピオ。」

侯爵に呼ばれてサピオは部屋に入ってきた。

「なんですか?お父さん。」

「すぐ別荘へ行くぞ。」

「ブリキン島へ?」

「そうだ。」

「すぐに支度なさい。」





その後、サピオと家族は、町の港から船へ乗り、別荘のあるブリキン島へと向かった。事態が重くなるとはこの時知るすべはなくサピオは母と会話を弾ませていた。

「この間は結局できなかったけど僕、今度こそラビリンスを攻略してみせるんだ!」

「まあ、サピオったら・・・・・」



























現在 ブリキン島

「ラビリンス?もしやあの地下にあった不気味な顔か?」

「見たんですか?」

ケインが思い出したかのように言うとサピオは驚い
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