60 再びのあの世へ
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松、只今三保という神社にあります御穂津姫と相談しました所、許可が得ました。行きましょう」
「おお、ありがとう!」
「石松、行ってこい!」
「必ず生きて帰って来いよ!!」
「おう!」
親分や仲間と別れた石松はフローレンスと共に行く。着いた所はとある洞窟のような場所だった。ここは石松でさえ訪れた事がない。
「ここは・・・?」
「この洞窟はあまり知られていません秘密の場所です。この奥に生前の世界へと通じています道があります」
洞窟の奥地に着く。一見何もないが、フローレンスは指を出した。その場所に地図が浮かび上がる。そしてフローレンスは日本のある部分を拡大させた。
「御穂神社へ!」
そしてその地図から大きな黒い穴が広がった。
「あの穴に入りなさい。その先は御穂神社へと繋がっています。その神社に祀られています御穂津姫がお待ちしていますのでその方にお会いしてください」
「承った!!」
「ご検討をお祈りします」
石松は穴に飛び込む。そして長い空間をゆく。
その出口は神社だった。
「ここが駿河の御穂神社・・・」
石松は懐かしく感じた。
「森の石松ですね」
誰かが石松を呼ぶ。
「お主はもしや御穂津姫であるか?」
「はい、貴方の事はフローレンスから聞いています。フローレンスからこの四つの石を預かっております。この石を四人の人にお渡しください。渡す対象の人物は普通の人とは異なる能力を宿す者が条件です。何かの気配によって胸騒ぎを覚える見聞の能力、何らかの攻撃を与え、自身を防御する武装の能力、そして相手を怯えさせる威圧の能力を持つ方です。見分け方は既にフローレンスによって能力者が近づくとその者が光るようにされてあります」
「ああ、では行って参る」
石松は探しに行った。そして、高台にある基地を見つけ、その基地の設立者は自身の親分の名を組織名とした事に感銘を受けた。そしてその者達には偶然にも能力を持つ者だったのである。
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