第二章 勇美と依姫の幻想郷奮闘記
第42話 勇美、空へ
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が、これには弾かれたように慌てた。
そして、彼女には冷たい二つの視線が刺さる。
「おねえさま……」
「豊姫さん、買収されてたんですか!?」
これには穴があったら入りたくなる豊姫。
「てんし〜、何て事してくれたのよ〜」
「あらごめんなさい。内緒の事だったかしら」
悪びれずのたまう天子。
(この人って……)
そして、そのやり取りをみながら勇美は確信する。
──今のはこの人の故意犯なのだったと。
名前は天子なのにまるで小悪魔みたいだ。パチュリーの使いの小悪魔は寧ろ紳士的なのに不思議だと。
何やら一癖も二癖もある人からお呼びが掛かったものだと勇美は思うのだった。
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