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BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト
Indennit?
Rhythm 001 私のきゃんぱすライフ
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をしていた。
まぁ……日菜には良い薬になっただろう。これでこういう事も減ってくれるといいが……。
それにしても……紗夜の対応にも驚いた。まさか、紗夜があんな返しするとは思わなかった。
紗夜とは幼少時から家がお隣だったこともあって付き合いは長い。しかし、今みたいな反応をするのはここ最近になってからだ。
それまではこういうのにはまず乗ってこない。冗談言ったら説教が帰ってくる。間違い無く。
バンド活動を……Roseliaで活動をするようになってから紗夜は良い意味で丸くなった。それが少なからず影響しているのかもしれない。
中学の時くらいから日菜との仲がギスギスしてて、正直私でも戸惑うことが多かった。
だけど、バンド活動をしているうちに日菜とも和解し、今ではすっかり仲良しだ。この大学でも「仲良しの双子ギターリスト」としても話題になっている。
私は紗夜のこの変化を「良い意味で成長した」と解釈し受け止めている。個人的に勝手な感じだけどね。
「亜麻音さん……どうかしましたか?」
「えっ……あ、ううん。何にもないよ」
紗夜に話しかけられて現実に戻る。
危なっ……。今、結構自分の世界飛んでたな。相変わらず、飛ぶときは飛んでしまうな。昔からの癖なんだけど……やっぱり抜けないな。
「亜麻音さん……貴女、まさかまたなのですか?」
「えっ……ナンノコトカナー?」
「明らかに動揺してるじゃないですか」
「えっ……そ、ソンナコトナイヨー」
「いや、棒読みじゃん…………」
「う……うるひゃい……!!」
「噛んで否定しても説得力皆無ですよ?」
「うぐっ……」
紗夜と日菜にジト目で指摘されたし看破された。
「全く……するなとは言いませんけど控えてくださいね?」
「そーだよっ! あーちゃんはそうやって抱え込んじゃうんだから!」
「えっ……何の話なの、日菜」
「日菜の言うとおりです。悩み事があったらちゃんと相談してください」
「紗夜まで……? え、一体何の話!?」
「い、い、で、す、ね?」
「アッハイ」
思わず忍殺語で答えてしまったんだが。
ホントに何の話なんだろうか。私の性格的なことだろうとは思うんだけどね……。この事で自分の世界に飛んでループするのは止めておこう。
「亜麻音さん、そろそろ講義の教室に行きませんか?」
「あっ……そうね。遅刻だけは避けたいし」
紗夜の申し出に時刻が良い時間だったので講義が行われる教室に移動することにした。その道中で日菜が「教室まで競争して最下位が昼飯を奢る」と提案した。
私と紗夜は反対したものの、日菜はそれを聞かずに勝手に始めてしまった。私と紗夜はふかーい嘆息を吐いてから本気で日菜を追いかけ始めた。
私も紗夜もこの勝負は乗り気では
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