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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第91話
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のオレ様だ!」

そして堂々と答えたギュランドロスの答えにその場にいる全員は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。



「い、いやいやいや……っ!?しょ、正体を隠すも何も……」

「完全にバレバレの姿じゃねぇか!?」

「しかも名前すら”偽名すらにならない”モロバレな名前だよねぇ。」

「というかその姿のどこが”紳士”なのよ。」

「よくヴァイスさん達はその姿での入隊を認めましたよね……」

「うふふ、ギュランドロスおじさんの性格を考えると多分ギュランドロスおじさんが押しかけて居座ったから、ヴァイスお兄さん達もギュランドロスおじさんの意図を探る為に認めざるをえなかったのじゃないかしら♪」

我に返ったリィンとクロウは疲れた表情で、アンゼリカは苦笑しながら、セリーヌはジト目でそれぞれギュランドロスに突っ込み、苦笑しているプリネの疑問にレンがからかいの表情を浮かべて推測を答えた。



「フム、仮面か……”漂泊の仮面の天才音楽家”……フッ、仮面で正体を隠すという方法、機会があれば私も使わせてもらおうじゃないか!」

「あ、兄上……」

「お兄様……幾ら何でも”おふざけ”が過ぎると思いますわよ。」

「このスチャラカ皇子は……」

「ハア……それを知った”怪盗紳士”とコイツが頭が痛くなるような事を繰り広げる光景が目に浮かぶわ……」

一方真剣な表情で考え込んだ後静かな笑みを浮かべたオリヴァルト皇子の発言にその場にいる多くの者達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中セドリックとアルフィンは呆れ、アガットは真剣な表情でオリヴァルト皇子を睨み、シェラザードは呆れた表情で溜息を吐き

「ほう。ならばその時は”正体を暴く時に、顔を隠している仮面を殴って仮面を壊すと共に気絶させる方法”が一番効率的だろうな。」

「あ、兄上……幾ら何でも殿下の顔を殴るのはさすがに問題があると思われるのですが……」

「ゴメンなさい、さすがに顔を殴るのは勘弁してください。」

顔に青筋を立てて呟いたミュラーの提案を聞いたクルトは冷や汗をかき、疲れた表情でミュラーに謝罪するオリヴァルト皇子の様子を見たその場にいる多くの者達は再び冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。



「ハア………そもそも、家臣達はお前のその非常識な行動を認めた挙句、”王”がいない状態でよく国内が混乱しなかった――――――いや、ルイーネ王妃を始めとした”三銃士”がお前からヴァイスの軍に入隊する話を予めされて、それを承諾したからこそ、お前はヴァイスの軍に入隊できたの。」

呆れた表情で溜息を吐いて疑問を口にしかけたリウイだったがすぐに答えに気づいて真剣な表情でギュランドロスを見つめ

「クク、さすがリウイだな!三銃士―――特にルイー
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