第91話
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出されてつい”それなりに力が入っちまったぜ。”ビビらせちまって悪かったな、ガキ共。だぁっはっはっはっ!!」
「い、今ので”それなりに”って……」
「さっきの化物じみた闘気ですら、”本気”じゃなかったのかよ……」
「よくヴァイスさんはあんな化物相手に勝てた―――いえ、今のヴァイスさん自身も”影の国”の時とは比べ物にならないくらいの”化物”に成長しているのでしょうね……」
ローゼリアの指摘を受けて覇気を収めた後アリサ達に軽く謝罪して豪快に笑ったギュランドロスの言葉を聞いたアネラスは不安そうな表情をし、アガットは目を細めてギュランドロスを睨み、シェラザードは疲れた表情で溜息を吐いた後表情を引き締めた。
「ま、今までの俺の話を聞けばもうわかると思うが、”鉄血”達は俺達が作る”ゼムリア大陸の新たなる時代”には邪魔な連中だから全員纏めてぶった斬る事は”決定事項”なのさ。」
「……………」
獰猛な笑みを浮かべたギュランドロスに対して何を言えばいいかわからないアリサ達は黙り込み
「そんじゃ、俺は先にレヴォリューションに帰っているぜ。ちなみにもし、今後俺達の前に現れて俺達のしようとする事を邪魔しても”身の程は知らせてやる”が五体満足で帰してやるから安心して全力で挑んできな。何せお前達はまだ”ガキ”なんだからな。”悪戯”をするのは”ガキの特権”で、その”悪戯をしたガキ”の”躾”をするのが俺達”大人の役割”だからな!だぁっはっはっはっ!!」
ギュランドロスはアリサ達を見回して自身の意思を伝えた後豪快に笑いながらその場から去って行った――――――
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