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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
決・戦・決・着
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オーシャンビヨンドやハインド商会、様々なサーヴァントやマスター達は三笠の完全修復、および復興のため尽力してくれた。
おかげであの激戦から二日しか経っていないにも関わらず、三笠の修理はほほ終わり、周囲の修復も明日にはおわりそうである。
そんなとき、院長先生があることを報告してきた。
「ああ、葛城財団はもう二度と、神奈川には足を踏み入れる事が出来なくなった、」
「そういう契約書でも書いたんすか?」
「いや、そうじゃなくてだな、その…あまり大きい声じゃ言えないんだが…。」
そういい、院長先生は小声で囁く。
簡単に説明するとこの神奈川にはいくつかのマフィアやらギャング、さらには"掃除屋"といった裏世界の住人達が関わっているらしい。
葛城財団の行いは彼らの逆鱗に触れ、彼らは警告を出したそうな。
そいつらがどれ程の戦力を所持しているかは知らない。
だが、その裏世界の住人達のおかげでこの神奈川が完全に平和になったことは確実なのだ。
「それでも無視して入ってきた奴等は送り返したそうだよ。手"だけ"になってね。」
「おーこわ。」
まぁ輪切りの標本になって戻ってこないだけマシだね。
「それはそうと探偵さん。」
「はい?」
院長先生は持っていたアタッシュケースを俺に渡してくる。
おそらく、報酬の五千万円だろう。
でも俺は
「いや、いいっす。」
断ることにした。
「ど、どうして!?」
「復興費にでもあててください。それが嫌なら俺が一度もらって支援金として寄付します。」
「でも…君は既にそれ以上の働きをしてるんだ!」
確かに、
アンデルセンを送り届け、こうして三笠防衛戦の作戦を指揮した。
場合によっちゃ報酬は倍以上もらってもバチは当たらないだろう。
でも、
「財団との戦いには正直勝てたかどうか微妙。それに、この依頼を通して自分のバカさも知ったんでもうそれで報酬はいらねっす。」
「…そうか。」
ややがっかりしたような感じの院長先生。
俺だって正直がっかりしてんだ。
だってこれが手に入れば夢に百歩前進どころかゴール目前くらいだったんだからな。
でもいいや。
「じゃあこれは、復興のために使うよ。探偵さんからの寄付ってことでね。」
「そりゃどうも。」
潮風が吹き、髪を揺らす。
今日も横須賀は晴れていて、綺麗な海が一面に広がっていた。
さて、これで仕事は終わりじゃない。
「それと院長先生。」
「?」
緩んでいたネクタイを締め、まだ仕事は終わっちゃいないぞと自分に言い聞かせる。
「折角勝ったんだし、それにたくさんの人が集まってくれてる。"宴"でもしましょうか。」
あの緊迫しきった空気とはオサラバしたんだ。
だったら、もうここはたま
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