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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
決・戦・決・着
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初から代表が令呪を使って。
もしそうされてしまえば、今度こそ俺達に明日はないだろう。
だが、ここで一つ気になることがある。

「そういや…援軍がやられたって…。」
「アタシ達が片付けたに決まってんだろ!?」
「!!」

聞き慣れたようなデカい声。
海の方を見てみればそこにはいつの間にか複数の船がとまっているではないか。

「ハインド商会に海賊達も…介入はするなと言ったはず…!」

確かに院長先生は前もって言っていた。
これはあくまで三笠の問題であり、他の人達には関係のないこと、だから余計な被害は出したくないから協力は全て断っていると。
しかし、今はこうして海賊達が海からの援軍を藻屑にしてやったのだ。

「これは…どういうことだ?」
「協力?それは違うね。私達はたまたま通りかかったところに財団の船があったから沈めただけだよ。そう、"たまたま"ね。」

と主張するバーソロミュー。
確かに物は言い様だ。
援護ではなくそういった理由をつけてしまえば協力したことにはならない。
それに葛城財団はハインド商会の名を使って偽装船という手段を使ってサーヴァントを集めていた。
つまりハインド商会にとって財団は商売敵。
見つけたら即ぶっ殺してもなんの問題もないのだ。

そして

「おーい!!」

陸の方からも複数のサーヴァントがやって来ていた。
アレは確か…

「広海さんじゃね?」

何人もいるマスターとサーヴァントの中に見知った二人が。
それはまごうことなき広海さんとマリー。

「オーシャンビヨンドの人達も…どうして?」

協力は不要。もしこれを破った場合は同盟を破棄すると院長先生は言っていた。
だがこうして来ているのだ。
しかも総出で。

「葛城財団が三笠の敵?冗談じゃない。奴等はこの世全ての敵よ。」
「…!」

と、なんだか一番偉そうな女性が孔明を連れて前へ出てくる。

「にしてもひどい有り様ね、院長先生。」
「…。」

何も言えない院長先生。
そりゃそうだ。
確かに三笠の損傷もやべーし第一院長もボロボロ。
そしてこうやって助けがこなけりゃ今頃全員のサーヴァントはあのクソデブ代表のオモチャだ。

「分かった?だから協力するなって水臭いことは言わないで頂戴。余計なことに巻き込む?上等じゃない。葛城財団関係ならオーシャンビヨンドも大歓迎よ。」

「ですって、院長先生。」
「…考えておくよ。」

こうして、ハインド商会や海賊、そしてオーシャンビヨンドとその他もろもろの介入によって三笠は無事に守られた。
しかし俺達が勝ったことが完全に分かったのはそれから二日後の事であった、


?

「葛城財団は二度と神奈川には来ない…?」

あれから…

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