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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第67話 恐るべき深海熱、手に入れろ海鮮の実!
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険な状態らしい、食事もできなくなったので食材をミキサーで液体状にして無理やり食べさせている。


「与作さん、イッセー先輩はどうしちゃったんですか?」
「再生の種を体に入れると副作用で様々な症状が身体に起こるんだ。血を吐いたり病気になったりな」
「なるほど、それでクスリバチを俺に取ってこさせたって訳か」


 小猫はイッセーの状態を与作に聞くと再生の種を使った際に起きる副作用だと話を聞いた。それを聞いたサニーは前に大量のクスリバチを持って来いと言われた意味を知って納得する。


「だが症状の起こり方が早すぎるな、これもイッセーの持つグルメ細胞の再生力が原因なんだろうが……とにかく気張れよ、イッセー!」
「お、応……!」


 イッセーは体に起こる様々な症状と戦いながら食事を続けていく。それを与作や鉄平、アーシアがサポートしながら一日が過ぎていった。リアス達も食材やクスリバチを何度も往復して入手してくるなど全員がイッセーの回復を願ってサポートに徹していた。だが事態はここから大きく変わる事になる。


―――――――――

――――――

―――


「深海熱?」
「ああそうだ。それにイッセーがかかっちまった」


 イッセーが病気にかかるようになって1日後、与作に集められたリアス達はイッセーが深海熱にかかってしまったと報告を受ける。だがリアス達はその病気を知らないので首を傾げていたがココやサニー達は驚いた顔を見せていた。


「深海熱だって!?よりによって今ソレにかかってしまうとは……」
「これ、マジでヤバイんじゃねーの?今のイッセーだと耐えられなくね?」
「お兄ちゃん、呑気なこと言ってる場合じゃないし!深海熱は冗談抜きで死ぬかもしれないんだよ!」


 普段は冷静なココも顔をしかめサニーもおどけた様子で言うが内心は焦っていた。リンは二人よりもうろたえており呑気そうにそう言ったサニーに苦言を言う。


「えっ……死ぬ……?イッセー先輩が……!?」
「あっ……」
「バッカ……お前、何で俺が呑気そうに言ったか分からなかったのか?猫たちもいるんだぞ」
「ごめん……」


 だが事の重大さが小猫達にも伝わってしまい、特にイッセーを想う小猫、アーシア、朱乃、イリナ、黒歌は顔を青くしていた。それを見たリンはしまった……と言いたそうな表情を浮かべサニーは呆れていた。


 彼は小猫達に気を使ったがバレてしまったからには仕方がないと深海熱の説明を始めた。


「深海熱っつーのは体のあちこちが深海のように青く変色していく病気だ。体の体温はどんどん低下していき全身真っ青になってしまえば一般人なら死は免れない。だがイッセーはグルメ細胞を持っているからここまでなら耐えられるかもしれ
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