暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第67話 恐るべき深海熱、手に入れろ海鮮の実!
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を聞いた朱乃は彼が再生屋を目指すきっかけを知ってこの世界で再生屋はとても重要な職業だと改めて知った。それを聞いていたリンは涙を流していた。


「中々美しい話だったな、まあ俺の過去エピの方がさらに美しいけど」
「過去エピ?何かの食材ですか?」
「多分過去のエピソードを略した言葉だと思うけど……」


 何故か対抗するサニーの言葉にアーシアが新しい食材かと反応した。だがそれは違うだろうとイリナがツッコミをいれる。


「今の俺の目的はひとまず偉大な酒飲みジジイが残した食材の保護とジジイが酔っ払ってノッキングしたままの生き物を麻痺から解放するって所かな?」
「えっ?酔っ払ってノッキングしちゃったの?」
「ああ。アイスヘルで暴れていたでっかい虫と化け物がいただろう?あの化け物はヘルボロスといってジジイがノッキングした生物だ」
「じゃああの化け物解放したのは貴方だったのね?良かったの?あんな危なそうな奴開放して……」
「別にヘルボロスは生態系を荒らす危険生物ではないしな、中にはかなり危険な奴もいるって聞いたが……まあ別にいいだろう」
「えぇ……」


 あのヘルボロスも次郎がノッキングした生物でそれを解放したのは鉄平だったらしい。それを知ったティナはあんな危険な化け物も即解放した鉄平のマイペースさに何も言えなくなってしまった。


「はは……そうか、あの次郎が酔っ払ってノッキングした生物……そりゃ沢山いそうだな」
「……イッセー?」


 食事をしていたイッセーの手が止まり視線が定まらなくなっていた。そんなイッセーの様子に鉄平が気が付いて声をかける。


「……がはぁ!」


 するとイッセーは何の前触れもなく大量の血を口から吐きだした。


「きゃあ!?」
「イッセー先輩!?」


 そんなイッセーの様子を見た小猫達は立ち上がって驚いた。先ほどまで普通に食事をしていたイッセーがいきなり吐血したからだ。


「鉄平さん、これは……」
「もしかすると再生の種を使った副作用が起きたのかもしれないな。だが早すぎるぞ……!」
「副作用……?」
「とにかく直ぐに師匠を呼んできてくれ!俺は応急処置をする!」
「わ、分かりました!」


 小猫はイッセーの様子を鉄平に聞くがどうやら彼には心当たりがあるようだ。だが今はイッセーを優先するべきだと思考を切り替えて与作を呼びに向かった。


「……なるほどな。まさかこんなに早く副作用が起こるとはな。とにかく俺と鉄平でイッセーを治療するからお前らは食材をミキサーで液体状にしてイッセーに食べさせろ。手を休めたらイッセーは死ぬぞ!」
「は、はい!」


 話を聞いて駆け付けた与作や鉄平によってイッセーは一旦落ち着きを取り戻すが今も危
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ