戦姫絶唱シンフォギアG〜青薔薇の剣士と歌の戦士達〜
G編〜ガングニール・ガール〜
英雄
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
岩国基地へ向かう電車の中
「ユージオ君!そっちにノイズが!」
「わかった!」
輸送途中、ノイズが強襲してきたので、博士達は前の方の車両に逃げてもらい、後ろの方で応戦している所だ。
(場所が狭い上、たくさんいる!こういう時には…)
僕は剣を腰の横に構えた。
「アインクラッド流…!バーチカル・スクエア!」
四方にいるノイズ達を四角形を描きながら斬ったが、空中にいるノイズが残ってしまった。
「しまっ…!」
とその時光矢が飛んできて、空のノイズが次々に炭になっていった。
「空の敵は任せな!お前とバカは地上にいるノイズをやってくれ!」
「「わかった!」」
「アインクラッド流!シャープネイル!」
剣を所定の位置に構え、横、斜め、縦と爪の様な挙動の斬撃を3回叩き込み、迫りくるノイズ達を次々に斬り倒していった。
「すごい…!翼さんにも負けないくらい、剣のスピードが速い!」
「それにしても、全く減らないね…一気に倒せれば、いいんだけれど」
「そうだ!あの方法で!」
「あの方法…?」
どうやら、ヒビキが一気に殲滅する方法を思いついたらしい。
「うん!ユージオ君はノイズの気をひいて、クリスちゃんはトンネルに入ると同時に車両の連結部を撃ち抜いて!」
「車両をぶつけるだけじゃノイズは通り抜けてくるぞ!」
「大丈夫!私を信じて!」
「「…わかった!」」
ヒビキに言われた通り、ノイズの気を引き、所定の位置まで来た。
「っ!クリスちゃん、お願い!」
「オラっ!」
車両は切り離せたが、ノイズはクリスが思った通り、すり抜けた。
「ここからどうするの、ヒビキ?」
「まあ、見てて!はあああああっ!」
そう言うと、ヒビキは車両の中に入ったノイズに向かって思いっきり殴り、その炭素化した勢いで車両は爆発し、多くのノイズを減らすことに成功した。
「やった!!」
(あえて退路を断つことで重い一撃を広範囲に広げるなんて…こういう無茶な感じ、キリトみたいだなぁ)
(こいつ…いつの間にこんなに戦えるようになったんだ?)
「この調子で残りのノイズも片付けよう!」
「あ‥ああ!」
「お前にだけいい所取らせる訳にはいかないからな!」
そう言うと三人で残りのノイズを片付け、レッシャは目的地に着いた。それにしても、このレッシャってすごいな…どうやったらこんな翼竜よりも速いスピードが出るんだろう?
♪♪♪
「ルナアタック事変の英雄の力、見せてもらいましたよ」
「いやー、いつもあまり褒められないからいざ褒めら…「このバカ!調子に乗るな!」いったいよー!クリスちゃん!」
ウェル博士が礼を言い、褒められて、調子に乗った響をクリスが制止するため引っ叩く。
「世界がこんな
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ