暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga7特務六課〜The 6th Extra Force〜
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えた私は部隊長デスクの前にまで移動。アインスは「起立」とみんなに促して、私はビシッと佇むみんなを見回した。

「今回、私たちは脅威対策室から、管理外世界で無法を働いてるフッケバイン一家の逮捕を任命されました。相手は民間人、局員と関係なく殺害するような連中で、脅すような事は言いたくありませんが危険な任務になると思います。そんな任務であってもスカウトを受けてくれたみんなには感謝しかありません」

この前も、無人世界での開墾地区で住人と局員が殺害された。皆殺しやった。シグナムとアギトが何度か訪れてたし、殺害された局員の中にはシグナムの部下もおった。あれほど殺気立ったシグナムを見たのは初めやった・・・。

「管理世界だけでなく管理外世界の平和のためにも、ここに居る仲間が誰ひとりとして欠けることなく、必ずフッケバイン一家を逮捕しましょう! よろしくお願いします!」

そう挨拶してから敬礼をして、みんなも「お願いします!」と敬礼。部隊設立の挨拶はこれまでにして、早速フッケバイン一家についての情報を共有するために会議や。リインが各自のデスク上に展開されてるモニターに、判明してる情報を表示させる。
判明してるのは、古代ベルカの戦乱時代には確認されてたエクリプスウィルスなるものに感染してること。これは当時を何百年と生きたアインス達から提供された情報や。まぁ“夜天の書”関連は今なお秘匿情報やから、今ここで提供者はアインス達やと言えへんけどな。
それからフッケバイン一家の情報を確認し終えて、アインスが「続いて、これで最後になります」って手元のモニターを操作。

「先日、特務零課がフッケバイン一家と交戦したとのことで、対策室からその戦闘映像が提供されました。フッケバイン一家の構成員の名前や武装、病化によって得たと思われる能力が映っています」

対策室からフッケバイン一家の逮捕を任命された時、ルシル君とシャルちゃんとミヤビがフッケバイン一家と戦ってたことを知ってホンマに驚いた。日々の習慣である、おはよう・おやすみの通信で毎日顔は見てるけど、仕事の話は基本的にせぇへんからなぁ。

(今朝もルシル君やアイリと通信で、おはよう、今日も頑張ろう、って挨拶しただけや)

「うひゃ。シャルりんもルシルっチもミャーも容赦ないっスね。火の槍で地面に縫い付けたり、下あごや腕や足を斬り飛ばしたり、いろいろとおっそろしいっス」

「ウェンディ、しーっ。あと、シャルりんとかルシルっチとか失礼すぎ。絶対に本人の前で使わないでよ? あとミャーってミヤビ三尉のこと? 面識ないのに何考えてんの」

ウェンディの言うようにルシル君たちの容赦のなさに背筋がゾッとする。とはいえ、女剣士と半裸の男はダメージを瞬時に再生させてて、その様にアリシアちゃんが「病化による肉体高速再生」っ
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