暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga7特務六課〜The 6th Extra Force〜
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サがコン・フォルツァの新聞記事からヴォルキスの魔力結晶の画像を表示させた。虹色に輝く8面体の巨大宝石。危険性は無いからロストロギア専門の古代遺物管理部も回収はしてないみたい。ちなみにヴォルキスには魔法文化は無いからコン・フォルツァと同じく、すごい魔力を有した結晶もただの宝石と判断されてる。

「了解。では、特務零課! 出撃!」

わたしの号令にみんなは椅子から立ち上がって「了解!」敬礼して、“シャーリーン”の停泊するドックに向かい始めた。わたしもルシルとアイリ、ルミナとセレスとクラリスとミヤビを伴ってオフィスを出ようとしたとき、ロッサが「あぁそうだ、イリス」って、ファーストネームでわたしを呼び止めた。

「なに、ロッサ?」

「1週間ほど前になるけど、対策室がはやてに特務の6番を与えて部隊編成の指令を出していたよ。今日あたり部隊メンバーの顔合わせがあるって聞いてる」

ロッサの話を聞いたルシル達が立ち止まって、アイリが「なんのために?」って聞くと、ロッサは「フッケバイン一家の逮捕のためさ」って答えた。

†††Sideイリス⇒はやて†††

脅威対策室から私に届いた指令は、管理外世界で好き勝手してる犯罪組織フッケバイン一家の逮捕。与えられた部隊番号は何の縁か6番。特務六課や。かつての機動六課を思い起こさせて、嬉しいやらなんやらやな。ただ問題は、設立の理由であるフッケバイン一家や。連中は民間人も局員も平気で殺害する。その危険性はとんでもない。

「八神二佐。来ましたよ」

「おおきにな、アインス」

特務機動隊用の空きオフィスを特務六課の専用オフィスとして借りたこの1室で、私とアインスとリインの3人は待ってた。特務六課へのスカウトメールを受けて、原隊から六課への出向をしてくれたメンバーが来るのを。

「アリシア・テスタロッサ・ハラオウン」

「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン」

「「入ります!」」

最初に来てくれたのはアリシアちゃんとフェイトちゃんの2人で、私は椅子から立ち上って「よく来てくれました」と敬礼すると、2人も敬礼してくれた。リインが「お2人のデスクはこちらです」って案内。2人がリインにお礼を言いながら座ってるところで・・・

「八神ヴィータ」

「八神シグナム」

「八神アギト」

「八神ザフィーラ」

「「「「入ります!」」」」

我が八神家の家族がやって来てくれた。シャマルは六課の医療班となる他の医務官と一緒に来るって言うてたから、ちょう遅れるかな。ヴィータ達もリインの案内でそれぞれデスクに着いて、他のメンバーが来るのを待つ。

「エリオ・モンディアル」

「キャロ・ル・ルシエとフリードリヒ」

「「入ります!」」「きゅくるー!」

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