“ホシトハナ”
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なくて、名前で呼んで! 友奈ちゃん!」
「オッケー! 可奈美ちゃん!」
友奈がサムズアップで返す。可奈美も親指を突き上げた後、迅位を用いて、アカメの後を追ったのだった。
「行くよ!」
『4th』は、その場から動かず、拳銃の発砲で攻撃してくる。
だが、それはこれまで戦ってきた、十二星座の敵と比べると、それほど脅威には感じなかった。左右に体を走らせ、銃弾の雨を避ける。
そのままスライディングで、『4th』に接近。足を払う。
「せいやっ!」
浮かんだ胴体を蹴り上げ、『4th』を宙へ浮かばせる。
両足でがっしりと体を支え、右手を引く。するとそこに、桃色の光が宿りだしていった。
「もう一回! 勇者パーンチ!」
『4th』へ真っすぐ飛ぶ友奈。そのまま、その腹に巨大な拳を叩きこんだ。
命中と同時に、空を踊る花びらたち。爆発は炎ではなく、美しい桜吹雪だった。
「讃州中学二年! 勇者部! 結城友奈! 聖杯戦争だろうと何だろうと……みんなのために、勇者! 頑張ります!」
桜吹雪に向かって、友奈は拳を突きあげた。
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