第8章:拓かれる可能性
第253話「再臨」
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陣がそれなのだと、全員が確信する。
そして、その効果はすぐに現れた。
「理力の数……多数……!」
「おそらく、強制召集と言った所だろう。……この世界に来た神や“天使”が、この戦場に全て集まるようだ」
見れば、敵である神や“天使”の数がどんどん増えていた。
イリスを退けた事から若干安堵していた心に、その数は絶望したくなるほどだ。
「……狼狽えるな。確かにさらにあの数を相手にするのは厳しいだろう。……だけど、裏を返せばあの数を全て倒せば、同時に他世界も一時的に安全になる」
「そっか……“全世界”だもんね」
「ここさえ、乗り切れば……!」
今まで同時に襲われていた地球の他地域や、他の次元世界。
その全ての神達が来ている。
今こうしている間も、他世界は一時的に安全になった上に、今ここで全て倒しきれば、一旦休める事が確定している。
その事実に、全員が再度奮い立つ。
「踏ん張れ!ここが正念場だ!何としてでも勝ち取れ!!」
優輝の激励に、戦意の炎が灯る。
既に限界を超え、無茶をしている状態だ。体にもガタが来ている。
だが、その上で全力を発揮し、緋雪達は敵へと挑みかかった―――!
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