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非日常なスクールライフ〜ようこそ魔術部へ〜
第84話『捜索』
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は驚き、後ずさる。足元には白い破片が散らばっていた。


「お、おい、いきなり叫ぶなよ!」

「いやだってこれ…」


後ずさったせいで後ろの班員にぶつかってしまったが、それどころではない。この白い破片・・・パッと見は卵か何かだと思ったが、その隣に落ちてる棒状の物を見たせいで気づいてしまった。

──これは骸骨だ。


「何でこんな所に・・・いや、山だからありえるのか…?」

「全く、どうしたんだよ大地。蛇でもいたか? いいから先に進も──うわあぁぁっ!?」

「なんだ、どうした?!」

「あ、あれ…!!」


大地が考えていると、班員の1人が唐突に叫んだ。驚いて振り返ると、彼は懐中電灯で前方を照らしたまま固まっていた。一体どうしたのか。大地が彼の灯りの照らす先を見ると・・・


「「う、うわあああぁぁぁぁ!!!!!」」


大地たちの盛大な絶叫が森の中に響いた。






怪しいルートを突き進む晴登たち。次第に道が狭くなり、今では人1人がやっとな幅しかない。果たして、本当にこの先に居るのだろうか。


「さすがにこれはおかしいって気づくだろ」

「いや、どうだろ。大地のことだから、もっと行っちゃうかもしれない」

「アイツそんなにヤバいのか…?」


伸太郎は訝しげに訊いてくるが、正直晴登にも答えられない。如何せん、常人が方向音痴の感覚なんてわかるはずがないのだ。今までの経験上、なんかそんな気がするだけである。


「うーん…」

「どうしたの? 柊君」


どこか悩ましげな様子の狐太郎に莉奈が問う。すると彼は首を傾げながら答えた。


「なんかさっきから嫌なにおいがするんです…」

「嫌なにおい…?」

「同感。ボクも少し気分が悪いや」

「結月ちゃんまで? 何だろう…? 晴登!」

「ん?」


狐太郎だけでなく結月まで何かを感じたようだ。莉奈は意見を仰ごうと、晴登を引き止め、今しがたのやり取りを説明する。


「…つまるところ、なんかヤバいのがこの先にあるってことか?」

「うん。遠くてよくわからないけど、凄く不気味な感じがする」

「それにこのにおい。煙…みたいな?」

「煙…?」


結月と狐太郎の話を聞き、晴登は考える。常人ならまだしも、他でもない彼らの感覚だ。気のせいだと安易に流すことはできない。一体この先に何が待っているというのか。それに煙とは──


「「うあああぁぁぁぁぁ!!!!!」」


「「!!??」」


突然、森の奥から絶叫が聴こえた。声質は男子のそれ・・・恐らく、大地たちだろう。


「…っ、行こう!」


2人の話を聞いた後だから少し躊
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