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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
消えたドラえもん
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と戻って行く。
ブリキンホテル
「ただいま。」
寝ている玉美をおんぶしてケインはホテルの中へと入る。昼の時とは違い鍵はかかっておらず、中に入ると誰もいなかった。
「マイマイン、ドラえもん。戻ってきておるのか?」
無言。
「支配人、ボーイ、誰もおらんのか?」
反応なし。
「なんじゃ、無用心じゃな。」
取り敢えず眠っている玉美を部屋に寝かせるべく四階の部屋へと戻る。
「やっぱり帰ってきておらんのう。」
「・・・・・・ドラえもんは?」
その時丁度、玉美が目を覚ます。
「それがどこにもいないんじゃよ。儂が他の部屋を探してみるから玉美ちゃんはこの部屋で休んでなさい。」
「いや!玉美も一緒に探す!」
「しょうがないのう・・・・・・・儂から離れちゃダメじゃぞ?」
ケインは玉美と一緒に部屋を一つ一つ確認していく。しかし、どの部屋にも二人の姿はない。
「おやつで食堂にいるんじゃない?」
玉美の提案で食堂を覗いてみるがやはり誰もいなかった。
「あの二人どころかホテルの住人までいなくなるとは・・・・・・一瞬にして新築ホテルがゴーストホテルになってしもうたわい・・・・・・」
ケインと玉美は困った顔で階段に座る。
「・・・・・ん?そう言えばまだ地下室を覗いておらんかったな?あそこに隠れておるかもしれん。」
二人は早速地下室へと向かう。入り口は意外にあっさりと見つかり、二人は階段をゆっくり降りていく。
「全く入るなと言いおって、一体何を隠しているのやら・・・・・・」
しかし、下に降りてみるとそこには不気味な顔をした壁があった。
「・・・・・な、なんじゃこの不気味なもんは?」
かつてエックスの報告でシグマがランダ・バンダという壁に顔を書いたような防衛システムを使っていたと聞いたことがあったがそれと比べても不気味だった。
「怖い・・・・・」
玉美はケインの後ろに隠れながら言う。ケインは心臓をバクバクさせながら壁に近づいていく。
「お、おい・・・・・誰かおるのか?」
すると壁の眼が不気味に光りだした。
「ひいっ!?」
『フッハッハッハッハッハッ!ヨク来タナァ。ココハ、アノ世ヘ通ジル大迷宮ヘノ入口ダ。潜レバ二度ト生キテハ帰レナイ。ソレヲ承知ノ上ナラバ・・・・・・サア、入ルガヨイ。』
壁は、不気味に口を開き始める。その恐ろしさに玉美は泣き始め、ケインは飛び上がった。
「出たあぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」
「わああぁあぁぁああん!!」
ケインは玉美を担いで地下室から高速で出て
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