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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
消えたドラえもん
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れない。
「全く、儂はともかくこんな小さい玉美ちゃんにこんな危ないもんやらせよって。」
ケインは玉美と手を繋いで見晴らしの良い所まで歩いていく。もしかしたら二人がすでに自分たちのことを探しているのかもしれないと思ったからだ。
「ドラえも〜ん!!」
「ドラえもん!マイマイン!どこなんじゃ〜!!」
二人は何度か叫んでみるが二人からの返事はない。
「おかしいのう・・・・・もしかしたら別の場所を探しておるのか?」
ケインは玉美をおんぶしながら雪山を歩き続ける。その間に何度も二人のことを呼んでみるが全く返事が返ってくることはなく戻ってくるのは自分が発した声を反射したやまびこのみだ。
「ハア・・・・・ハア・・・・・・ちっちゃい子を背負っておるとは言え、こうもくたびれると年は取りたくないもんじゃ・・・・・・・」
「おじいちゃん、あれ!」
「ん?・・・・・おぉっ!?」
玉美が指をさした方を見ると自分たちのいるところから少し離れた上空に飛行船が飛んでいた。
「助かったぞ!あれに乗せてもらえばホテルに戻れる!」
ケインは先ほどまでとは大違いで猛ダッシュする。
「おぉ〜い!!ホテルまで乗せてくれ〜!!おぉお〜いぃ!!」
「乗せて〜!!」
二人は自分たちの存在を猛アピールしながら移動するが足元をよく見ていなかったため、崖から滑り転んでしまう。
「あらっ!?」
「わぁあぁあああ〜!?」
二人は転げ落ちてまた雪に埋もれる。
「うぅ・・・・・もう一歩も動けん・・・・・・・・」
「ドラえもん・・・・・・お兄ちゃん・・・・・・助けて・・・・・・」
二人はその場で気を失ってしまう。
「・・・・・ん、うん・・・・・ん?」
どのくらい気を失っていたのだろうか?
ケインが意識を取り戻すと目の前にここに来たときに乗せてくれた象が迎えに来てくれていた。
「おぉ・・・・・迎えに来てくれたか。」
ケインは気を失った玉美を抱きかかえると象のバキュームに掴ませて先に乗せる。
「のう、すまぬが他の二人は・・・・・・・・」
しかし象は反応することなくケインを上にあげてホテルへと戻り始めた。
「うん・・・・・・もしかして先に帰ってエックスたちを呼びに行ったのかのう・・・・・・」
眠っている玉美を見ながらケインは二人がどこに行ったのかを考える。
「うむ・・・・だとしたらまずいのう。エックスにこんなこと聞かれたら儂にどんなことをするやら・・・・・・勘弁してもらいたいわい。」
不安になりながらも象はホテルへ
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