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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ブリキンホテルへようこそ
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わぬサプライズ歓迎に四人は呆然とする。すると執事ロボットがこちらに向かってくる。

「私、支配人のブリキンと申します。後ろにいるピエロが荷物運び担当のピエロ、その隣にいるウサギのがボーイのタップです。」

「ぶ、ブリキの人形が喋った!?」

レプリロイドならともかくブリキ製のロボット執事を見てマイマインは、思わず驚く。

「ブリキの人形が喋ってはいけないのですか?」

「え、い、いや・・・・・ブリキ製のレプリロイドなんて初めて見たので・・・・・・・」

「さあ、さあ、さあ!お部屋へご案内!」

「お荷物をどぉ〜ぞ!」

ピエロは、手を出して荷物を受け取りたがっているがまさか本当だとは思わなかったため荷物はない。

「す、すまんのうぉ・・・・・・ちょっと下見に来たから持ってきておらんのじゃ。この次来るときじゃダメかのう?」

「そりゃ困る。荷物運びは僕の仕事なのに。ガックリ。」

「あらら・・・・・・」

しょぼんとしてしまい悪いと思ったのでドラえもんはポケットの中から何かを出す。

「荷物運び用お荷物!」

「変な道具。」

玉美は思わずツッコむ。

「では、お賑やかにお部屋までご案内!」

「さっさ!こちらへ!」

「いらっしゃいませ!」

派手な音楽を聴きながら四人は中へと案内されて行く。

「いらっしゃいませ!」

「ませ、ませ!」

「ませ、ませ!」

「賑やかじゃのう。」

楽しそうに付いていく四人を見送るとブリキンはそっと開いたドアを閉めた。






「ただいま全室開いておりますっ!二階から四階までどのお部屋になさいますか?」

階段を上りながらタップは飛び跳ねてケインたちに聞く。

「そうじゃのう・・・・・・・」

「玉美は一番高い所がいい!」

「四階、特別室へごあんな〜い!」

四人は最上階の大きな部屋へと案内される。奥行きも広く、窓からは絶景の海が見える。

「こちらでございます!」

「「うわあぁ〜!!」」

「中々の眺めじゃのう。」

「当ホテルの中でも最高のお部屋でございます!」

「最高・・・・・・ほっ!?」

「ん?どうしました博士?」

「財布を忘れた!?」

「「えっ!?」」

ケインの言葉にドラえもんとマイマインは思わず口を開く。

「家の中から来たもんじゃから持ってくるのを忘れていたわい!早く戻らんと・・・・・・・」

「あぁ〜心配いりません!開業記念無料サービス期間です!」

「なぬっ!?」

タップの言葉にケインは思わず鼻水を垂らして言う。普通無料なんてありえない。それをこのウサギは普通に言ってしまっているのだ。驚かないわけがない。

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