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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ブリキンホテルへようこそ
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翌日 ケイン宅
「博士!もうお昼ですよ!いい加減機嫌直してくださいよ!」
翌日になってもケインは、部屋に閉じこもりっきりだった。マイマインは仕方なく昼食を置いた台を部屋の脇に置いて、去って行く。ちなみに中ではケインは諦めきれず旅行先を検索しているのは内緒。
「全く・・・・いい歳した人が子供みたいに拗ねられてもな・・・・・・」
「マイマイ〜ン〜!!」
そこへ一緒に家で待機していた玉美が駆けつけてきた。
「ん?どうしたの?」
「玄関にお荷物届いてたよ!」
「お荷物?」
マイマインは、玉美に手を引っ張られながら玄関へと向かう。そこには少し大きめのトランクがあった。
「ん?変だな。鞄の注文なんてしていないんだけど・・・・・・」
「でも、ちゃんと名前書いてあるよ。」
鞄の名札には丁寧に「ケイン様」と書かれていた。
「博士・・・・まさか黙って鞄でも注文したのかな?」
マイマインは鞄を持って玉美と一緒にケイン博士の部屋へと行く。鞄を見せるやケインは首をかしげる。
「はて・・・・・・儂は鞄など注文した覚えがないんじゃがのう・・・・・」
「取り敢えず中を確認してはどうですか?」
「私も見たい!」
「うむ・・・・・そうじゃな。まさかシグマが爆弾を仕込んで儂の家に送ってくるとは思えんし。えっと・・・・・・これが鍵かのう?」
ケインは少し可愛らし気に作られている鍵を鍵穴に差して開ける。すると中から何かが出てきはじめた。
「な、なっ、なっ、なっ、なっ!?」
「えぇ!?」
「うわぁあ・・・・・・・」
しばらくすると三人の目の前に門が出来上がった。
「な、なんじゃこれは!?」
「何かの新しい商品ですかね?」
「何だ?何だこれは!?」
そこへ玉美の様子を見に戻ってきたドラえもんがやってきた。
「ドラえもんのどこでもドア?」
「いや、こんなタイプのは初めて見たよ。んん・・・・・でも、どこかに繋がってはいるんだろうね。入ってみよう。」
ドラえもんは先が見えない門の中へと入って行く。ケインたちはしばらく心配していたがすぐにドラえもんの返事が返ってきた。
「すごい!来てごらんよ!早く!」
「「「?」」」
三人は恐る恐る門を潜って行く。
「おっ!?」
「あっ!」
「えっ!?」
そこには白い砂浜に青々とした海が広がっていた。その砂浜の前でドラえもんが待っていた。
「早く早く!」
「うわぁい!海だぁ〜!!」
玉美ははしゃぎながら砂浜をかけていく。
「一体どうなっておるんじゃろうのう?」
「さあ、僕にもわかりません。」
「あっ!何か来ますよ?」
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