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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ダブル
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ハッハッ!!!」
ゼロは高笑いしながらダブルの亡骸を斬り続ける。その顔はアイリスがよく知っているゼロではなかった。
「ハッハッハッハ!」
「・・・・・・・・やめて。」
「ハッハッハッハッハッハッ!!」
「もうやめて!!」
「ハッ!?」
後ろからアイリスに押さえられてゼロは我に返る。
「ハア・・・・ハア・・・・・ハア・・・・・・アイリス?」
「もう、やめて・・・・・・・・もう勝負はついたのよ・・・・・・」
「・・・・・・・」
ゼロは目の前にあるダブルの亡骸を見る。もう、死んでいる。これ以上やる必要はもうなかった。
(・・・・・・本当に俺がやったのか?だが・・・・・・エックスの時とは何かが違う・・・・・僅かながらダメージが・・・・・・うっ!)
今まで止まっていた傷からのエネルギーの流出がまた再開し、ゼロはその場に倒れる。
「ゼロ!?」
アイリスは急いでエネルギーの流出箇所を止める処置を行う。それでも既に機能がいつ止まってもおかしくないほどだった。
「どうすれば・・・・・どうすればいいの!?このままじゃ・・・・・・・」
アイリスは必死に対策を考えようとする。自分の動力炉から一時的に供給するという方法があるが自分の動力炉ではゼロのエネルギーを賄いきれない。最悪な場合ここで二人とも息倒れになってしまう危険性がある。
「いや・・・・・・ゼロ・・・・・・・ゼロまでいなくなったら・・・・・!」
『絆はいつまでも繋がっている。例え、二度と会えなくなったとしてもだ。』
「兄さん・・・・・・」
カーネルの言葉を思い出してアイリスは後ろを振り向く。
砕けた結晶体にはカーネルの動力炉が綺麗に残されていた。アイリスは急いで動力炉を回収し、自分の動力炉を共有して、ゼロの動力炉にエネルギーを供給し始めた。カーネルの動力炉は不幸中の幸いにエネルギーは十分あったためアイリスに負担を掛けることなくゼロへと送られていった。その間にアイリスは次の作業に取れた左腕を付け直す。
「・・・・・ゼロ・・・・・・あなたが恐れていたのって・・・・いつ、あの状態になって私たちに手を出してしまうかもしれないと思っていたからのね。」
アイリスは、ゼロの顔を見ながら修理を続ける。
「・・・・・でも、私はいつでも傍にいるから。貴方が道を誤ろうとしたときは止めてみせる。」
アイリスは、ゼロに口づけする。
「う、うぅ・・・・・!?」
「!?」
丁度目を開いたゼロと目が合ってしまう。アイリスは思わず距離を取ろうとするが供給ケーブルで繋がっているため、逆に反動でゼロの体にぶつかってしまった。
「ぜ、ゼロ!?ご、ごめんなさい!?しゅ、修理をしていたわけで
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