暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
マグマード・ドラグーン
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
別れになり、右腕を破壊されていた。

「・・・・・み、見事だ・・・・・ゼロ・・・・・・」

ドラグーンは残された左腕で支えて起き上がる。ゼロの方は起き上がれない様子だった。

「お前の言う通りだ・・・・・・俺は確かに愚か者だ・・・・・・・・武闘家としての感情を奴に利用されることになるとはな・・・・・・・」

「ハア・・・・・ハア・・・・や、奴だと?それは一体・・・・・」

その直後、地響きが起こった。

溶岩は見る見る内に上昇をし始め、2人がいる足場へと迫っていた。

「い、いかん!?早く脱出しなければ!!」

ゼロは、体を何とか動かしてドラグーンを抱える。

だが、ライデンを置いたところは既にマグマに沈んでいた。

「クソッ!転送装置は・・・・・・・さっきの戦いで壊れてる!?」

ゼロは、何とか脱出する手段を探ろうとする。自分たちの真上に唯一外へ繋がっている脱出口があるが二段ジャンプをしても届きそうにない。

「・・・・・・・万事休すか。」

ゼロは、迫り来る溶岩流を目の前にして、諦め始めた。そんな彼に対してドラグーンは、まだ諦めている様子はなかった。

「・・・・・ゼロ、俺を一回降ろせ。」

「何!?」

ドラグーンの言葉にゼロは思わず驚く。

「いいから俺を一回地面に降ろせ。俺に考えがある。」

「?」

ゼロは、一旦、ドラグーンを地面に降ろす。すると彼は自らの胸を左腕で貫き、DNA端末を取り出す。

「コイツを持ってくれ。」

「DNA端末?お前一体何を・・・・・・・」

「昇龍拳!!」

「ガッ!?」

ドラグーンは、ゼロに向かって残された左腕を使って昇龍拳を放った。しかし、衝撃は弱められており、ゼロは天井の脱出口の岩場にどうにか捕まることができた。

「ドラグーン!!」

「ゼロ、お前は生きろ!!生きて・・・・・奴の陰謀を阻止するんだ!!」

「奴!?」

「俺は奴の誘惑に負けた。だから、この戦争を引き起こすきっかけを作ってしまった!!だが・・・・・グッ!お前とエックスなら奴を止めることができるはずだ!!」

マグマがドラグーンのすぐそばにまで迫ってくる。

「ドラグーン・・・・・・」

「・・・・・・・すまなかったな。アイリスだったか?あのレプリフォース士官の妹は。すまなかったと伝えておいてくれ・・・・・・」

マグマがドラグーンを呑み込み始める。

「さらばだ・・・・・・ゼロ・・・・・・・・」

ドラグーンはゼロに向かって左手の親指を突き立てながら溶岩に呑まれていく。

「ドラグーン・・・・・・・・ドラグゥウウウゥゥゥゥゥゥウンンン!!!」

溶岩に呑まれたドラグーンの左腕は、彼の後を追うかのように溶
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ