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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
マグマード・ドラグーン
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・・・・・・・スカイラグーンの動力炉を破壊したのは。」

「!?」

ゼロの言葉にドラグーンは思わず驚きの目をする。

「・・・・・その顔だと本当のようだな。」

「何故分かった?」
 
「俺を甘く見るな。確かにあの巨大なイレギュラーは、スカイラグーンを襲い、動力炉近くにまで迫っていた。だが、奴は一定の行動パターンのみを実行しているだけで動力室にまでは来れなかった。だから、うまくイレギュラーが破壊したように見せるためにお前が・・・・・・」

「・・・・・・・なるほど。そこまで見抜いたとはな。だが、どうしてイレギオンの行動パターンを見抜けた?」

「俺とエックスが交戦した時、奴は決まった動きしかできなかった。動力炉を破壊するなら最低でもレプリロイドに搭載されているAIを組み込んで命令しなければならない。故に奴が自分から動力炉に向かって行くにはその命令を伝える頭脳が必要だ。」

「・・・・・・ク、クックックック・・・・・見事だ。そう、俺がスカイラグーンを落とした張本人だ。」

ドラグーンは、右手で顔を押さえながらも笑う。

「何故あんなことをした!?ハンターであるはずのお前が!!」

「それをここで聞いてお前の気が済むか?」

「・・・・・・・・ドラグーン、お前をイレギュラーとして排除する。」

「望むところ。もはや答えは必要ない!!行くぞ!!」

問いかけるゼロに対してドラグーンは飛び上がって蹴りを入れ込む。

「くっ!」

「波動拳!波動拳!!」

ドラグーンは着陸するなり、ゼロに向かって波動拳を放つ。撃ち方自体はエックスと同じだがエックスのものが純粋なエネルギーだったのに対し、ドラグーンのものは燃え上がる炎だ。

「お前に説得は無駄なようだな!」

「そうだ!!この戦いに情けは無用!!本気で来い!!昇龍拳!!」

「これくらい!」

ゼロは自分の真下に迫りつつあった昇龍拳をどうにか避ける。

ここでアースクラッシュを使いたいところだが、先ほどの反動がまだ回復していないため使うのは危険だ。ゼロは、Zセイバーを展開してドラグーンに斬りかかる。

「セイッ!!」

「ぬっ!?」

ゼロの斬撃をドラグーンは両手を組んで抑え込むがセイバーの出力を下げているため、傷ができた。

「やるな!そうでなくては楽しめるものではない!」

「何が楽しむだ!あんな大惨事を起こしやがって!!」

ゼロは、波動拳を避け、ドラグーンの目の前に接近し、セイバーで三連撃を繰り出す。

「グウッ!?これしきのこと!!」

ドラグーンは傷の痛みに耐え、口から大量の火炎弾を放つ。すると周囲はまるで流星群が地上に向かって降り注いでいるかの状態へとなった。

「グッ!?」


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