暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンZXO〜破壊神のロックマン〜
第七十六話 偽りの蒼
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ーを貪るエールの姿にプレリーは心の中で嘆いた。

「(ヴァンに一つも食べてもらえなかった…)」

エールが来るタイミングが悪すぎたので、こればかりはどうしようもない。

「先輩…あんまりエールと喧嘩しないでくれよ。被害受けるのこっちなんだから」

「う…す、すまん」

ヴァンは呆れたようにジルウェを見つめたが、一瞬違和感を感じて窓を見つめた。

「どうした?」

「嵐が来る」

「は?こんな良い天気なのにか?」

「……戦いの嵐がだよ」

破壊神のロックマンとしての勘が働き、ヴァンは窓の外を睨み付けるのであった。

後にかつての理想郷…ネオ・アルカディアと呼ばれた遺跡に消滅したはずのモデルVの反応が察知されるのであった。
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