第七十四話 終幕
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を名乗ってた奴もやっつけちゃったし…すんごいお宝見つけて、レギオンズからこの世界を買い取っちゃおうかしら?…何てね、アタシは今まで通りハンターを続けるよ。もっと色んな物を見たいし、色んな物を知りたいし、色んな人にアタシを知って欲しいから。グレイは?」
「あ、そうか…考えたことなかった…これは僕の運命なんだ。僕が決めるんだよね…旅に出ようと思う。どこまで行けるのか、何が出来るのか…僕は自分の事を何も知らない。だから、旅に出たいんだ。自分を知るために…アッシュ、僕もアッシュについていっていいかな?」
グレイの問いにアッシュは満面の笑顔を浮かべた。
「当然、あんたはアタシの相棒なんだから!」
「え?え?じゃあオイラは!?オイラはどうしたらいいんだ!?」
「自分のやりたいことは自分で決めろ」
ヴァンの言葉にモデルAはハッとなって二人の前に浮かぶ。
「そ、そうか!えーと、それじゃあ…オイラもアッシュ達と行くよ!一緒に連れてってくれ!」
「誰が置いてくなんて言った?あんたはアタシのお宝でアタシの仲間なんだからね!」
「うん、一緒に行こうモデルA!」
「話は纏まったようね、ハンターキャンプに着いたら祝勝会をするそうだから、体力は万全にした方が良いわよ」
「祝勝会!?ご馳走出るかしら?アタシ、お腹ペコペコ〜」
「食い過ぎて腹壊すなよ」
「子供扱いしないでよ!!」
ヴァンの言葉に怒鳴り返すアッシュにこの場にいる全員の笑い声が響き渡った。
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