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ヘタリア大帝国
TURN44 インド独立その十二
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する」
 場には東郷もいた。彼がここで話す。
「アラビア、そしてセーシェルに」
「マダガスカルもたいな」
「ああ、一番の山場は越えた」
 インド掌握、それがだった。
「だが油断はしない」
「そうたいな。まずはたい」
「アラビアだ」 
 インド洋におけるエイリス最後の植民地だった。
「あそこに進出する」
「あの辺りの諸星域も掌握すれば」
「大きいからな」
「では道案内もさせてもらうたい」
「そうしてくれるか」
「同盟国なら当然のことたい」
 だからいいと言うインドだった。

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