第七十二話 アルバートへ
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ックマンの力…真のトランスオンだ。この奥に彼らの新しいボディを用意した、遊んでやってくれ。私の元まで辿り着けたら…全てを教えてあげよう。何故君達が不完全とはいえ、トランスオンを使えるのか…君達の…正体をな」
アルバートは転送の光に包まれてこの場から消えた。
どうやらウロボロスの奥へと引っ込んだらしい。
通路の奥のシャッターを抉じ開けると、アルバートが言っていた通りに復活したフォルスロイドがいたが、クロノフォスを発見して最初にアルティメットセイバーによる一撃で一刀両断する。
「「ヴァン!」」
「先に行け!こいつらは俺が相手をする!」
一瞬、躊躇したが、ヴァンを信じて前進するアッシュとグレイ。
アルバートのいる場所に近いからか、守りが厳重になっていくが、数多くのフォルスロイドを含めたロックマンを倒してきたアッシュとグレイは状況に応じて変身を繰り返して突破していくのであった。
「ふんっ!!」
襲い掛かるバイフロストを両断し、次は蹴りを繰り出そうとしているディアバーンを返り討ちにしようとするが、赤い影が割り込んだ。
「たあっ!!」
割り込んだのはエールであり、ZXセイバーで横一文字に両断した。
「エール、ガーディアンベースを離れて大丈夫なのか?」
「ええ、粗方倒してきたから、後はハンターのみんなで充分よ。さあ、さっさとこいつらを倒してあの子達と合流しましょうか!」
頼もしい声にヴァンは笑みを浮かべてフォルスロイドの残りを片付けるために駆け出した。
そして一方、アッシュとグレイはアルバートの元まで後少しと言うところでガーディアンベースの突撃によって警備が手薄になったところをウロボロスに侵入したヘリオス達の妨害を受けていた。
「愚かなる選択…あのまま地上で逃げ回っていれば良かったものを」
ホバーで浮上しながらアッシュとグレイを見下ろすヘリオス。
「まだ僕らとの決着はついてないだろ?勝ち逃げなんかさせないよ!」
ハルバードを構えて冷気を纏うテティス。
「これ以上先へは行かせない!」
背負っていたナックルバスターを装備するアトラス。
「戦力差、四対二…コレヨリ目標ノ完全破壊ヲ開始スル!」
いつでも動けるように構えるシャルナク。
突然現れたロックマン達に動揺しながらも、アッシュとグレイはヘリオス達と戦っている暇はないと、口を開いた。
「あんた達…!この状況でまだそんな事言ってるの!?」
「アルバートは僕達を利用してたんだぞ!あいつは初めから自分が王になるつもりだったんだ!なのに、まだ戦うっていうのか!」
二人の言葉にヘリオスは二人を見下ろしながら言い放つ。
「些細なる問題…ならばこの中の勝者が奴を倒し、新たな王
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