暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア大帝国
TURN44 インド独立その一
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
はネルソンと話してからまたクリオネに顔を向けて言った。
「で、この二人は両方共孤児で」
「孤児院に引き取ってから教育を施していました」
「それで東インド会社の社員なんだな」
「はい、そうです」
 まだ子供だがそうなっているというのだ。
「有望な子供達です」
「いいことだな。で、こっちの娘は」 
 イギリスはもう一人の子供を見た。こちらはアグニより何歳か年上と思われる神秘的な面持ちの少女だった。
 褐色の肌に黒のショートヘアだ。瞳は茶色である。
 顔立ちはまだ子供っぽさがあるが知的であり目は大きく口は小さい。鼻はやや低いが非常に整っているインド風の美貌をそこに見せている。よく見ればショートヘアからは髪の毛が左右からそれぞれ触覚の様に出ている。耳には大きなリングの黄色いピアスがある。
 服はインドのライトイエローを元にした上着と白く長いスカートというものだ。スタイルは全体的にすらりとしている。
 少女はイギリスにインドの胸の前で手を合わせたうえでのお辞儀をしてから名乗った。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ