第七十話 海底火山
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「良いわよ…本当に強いわ…」
今まで戦ったロックマンの中でもエールと同じくらいに強く、恐らくはヴァンとも渡り合えるくらいには強いはず。
今の自分達では勝てる見込みはあまりないだろうが…。
「諦めるわけにはいかない…あいつらは僕達を倒したら世界を滅茶苦茶にするつもりなんだ…」
プロメテとパンドラの気持ちも理解出来なくはない。
アルバートにモデルVのロックマンとして作り出され、寿命は短く設定されて何百年もアルバートに束縛されていたのだ。
それでは気が狂うのも当然とも言えるし、あの二人に同情出来る。
「ええ、そうよ。負けられないわ…あいつらがどれだけこの世界が憎くてもアタシ達の大事な人達がこの世界にいるんだもの」
大事な仲間、自分を助けてくれた人々。
それらを守るためにここで倒れるわけにはいかないのだ。
「しぶとい奴らだ。そのしぶとさだけは認めてやろう」
「それはどうも、でもあまり調子に乗ってると痛い目に遭うわよ」
アッシュはモデルFに変身し、グレイはモデルHに変身した。
「喰らいなさい!!」
ナックルバスターを構えてショットを連射するアッシュ。
「ふん!今更そんな攻撃が…何!?」
叩き斬ろうとした直前に軌道が変化し、プロメテに直撃する。
ナックルバスターのショットの軌道変更はプロメテもパンドラも理解しているものの、敵からすれば唐突に軌道が変わるので理解はしていても対応が難しい攻撃だ。
「喰らえ!」
ショットの直撃を受けて動きが止まっているプロメテにダッシュジャンプからのエアダッシュの超加速で擦れ違い様にダブルセイバーで脇腹を深く斬り付けた。
「っ…失敗作が…!」
「消えなさい…」
ダメージを受けたプロメテの代わりにパンドラがビットを操りながら杖に乗って突進してくる。
エアダッシュとホバーを上手くかわしていき、そしてグレイに気を取られていたパンドラにアッシュが割って入り、メガトンクラッシュを叩き込む。
「吹っ飛べ!」
「うっ…」
突進中にナックルバスターのパンチをまともに受けたパンドラは勢い良く吹き飛ばされる。
「たあっ!てやあっ!」
ダブルセイバーの手数の多さを活かしてプロメテに連続攻撃を繰り出す。
「貴様…!」
鎌で防ぐが、修復を終えていない脇腹の傷と手数ではグレイが有利なためにプロメテの体に傷が出来ていく。
「プラズマサイクロン!」
「調子に乗るなぁっ!」
放たれた竜巻をプロメテが両断すると、いつの間にかモデルZXに変身していたアッシュが真上から襲い掛かる。
「それっ!!」
回転斬りからの三連?、追撃のライジングファングの怒濤の連続攻撃。
「ぬ
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