暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga5トーマとナカジマ家とデバイスと・・・〜Meet〜
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」
「はい。・・・あ、自己紹介はまだでしたか。すみません、チンク姉様やウェンディから写真を見せてもらっていたので、自己紹介をした気になっていました。では改めて。第零技術部所属、セッテ・スカリエッティ一等空尉です」
「じゃあ俺も改めて。トーマ・アヴェニールです」
それからジュースのお代わりを貰いながら待つこと30分くらい。奥のスライドドアが開いて「お待たせー!」元気な声でスゥちゃんと、「父さん、トーマ。ただいま」落ち着いた声でギン姉が戻ってきた。
「ただいま戻りました」
「ただいまです」
「ただいまー」
「ただいまっス〜!」
「お待たせ〜。母子ともに健康体で異常なし♪」
続けてチンク姉、ディエチ姉、ノーヴェ姉、ウェンディ姉、クイントさんも戻ってきた。検査で異常なしって聞いたゲンヤさんは「そうかい。そいつは良い知らせだ」って安堵して、俺も「良かったです!」って声を掛けた。俺とゲンヤさんはソファの隅っこに寄って、空いたところにみんなが座った。
「クイント二尉、ギンガ姉様、チンク姉様、スバル、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディ。あなた達はどうしますか?」」
セッテさんにそう聞かれたみんなはケーキ食べるしジュース飲むしと返事をして、それを聞いたセッテさんは「判りました。少し待っていてください」ワゴンを押して奥のドアの中に戻っていった。
「トーマ。セッテとは何か話した?」
「それが特に何も・・・。あ、自己紹介はしました。それ以降はまったく」
「許してやってくれ、トーマ。セッテは我われ姉妹の中で一番物静かだからな。こうして接待するだけでも大きな成長だ」
チンク姉がそこまで言ったところで、「みんな、お疲れさまでしたー!」すずかさんがやって来た。側には紫色のロングヘアの女の人と、ちょっと暗い金色のロングヘアの女の人が居る。俺の視線に気付いたのか、その2人は俺の方を見た。
「はじめまして、トーマさん。シスターズ長女、ウーノです」
「私は二女のドゥーエ。ウーノ姉様と一緒に、主任の補佐をしているわ」
「あ、はい、はじめまして! トーマ・アヴェニールです!」
ソファから立ち上がって一礼すると、ドゥーエさんが「ふーん。良い子じゃない。ルシル君には無い男の子特有のヤンチャっぽさを感じるわ」って小さく笑った。
「いつも妹たち、特にウェンディが迷惑をかけると思うけど、この子はこの子で根は良い子だから、これからも仲良くしてあげてね」
「あ、いえ。いつも遊んでくれて、俺としては楽しい姉さんって感じで・・・」
ウェンディ姉の底なしの元気にはいつも助けられてる。なんかもう姉というか仲のいい親友みたいな感じかも。俺がそう言うとセッテさんは「そうですか。今後とも妹たちをよろしく
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