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曇天に哭く修羅
第三部
教示
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カ」

「今の光は紫闇が使えるようになる予定の一つだから何時かは今くらいの性能にはなるよ。ところでまだ僕と続ける気かい?」

「いや、アタシの負けだ。好きにしたら良イ。言う通りにさせてもらうヨ」

「じゃあ水明はここで待ってて。凜音さんを助けてくるから。紫闇、体を返すから凜音さんを助けてここに戻ってくるまでは任せた」


レイアの気配が消える。


「……俺がレイアさんの見せた強さに追い付けるかもしれない日が来るというのが信じられないな。けど今は凜音が先決だ」

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