第六十九話 バイオラボ
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トでそれを破壊しながら後退する。
「グレイ!」
「分かった!」
二人はロックマン・モデルAに戻ってレーザーとバスターを構えてレーザーサイトを出すと、ホーミングショットで氷弾を破壊していく。
そして時間差で発射した丸鋸が二人の動きを止め、バイフロストは二人を噛み砕こうとする。
「噛み砕いてくれる!」
バイフロストの標的はアッシュであった。
丸鋸で動きを妨害されたアッシュは回避出来ずにバイフロストに噛み砕かれるかと思われたが、紅い残像が割って入り、セイバーによる斬?で一刀両断する。
「どうやら、このメモリは本当だったようだな。」
バイフロストの爆発を背にしながら、アッシュを助けた人物…ヴァンが笑みを浮かべた。
「ヴァン!どうしてここに!?」
「パンドラが俺にアルバートの使っていた施設の場所の座標データが入っているメモリをくれたんだ。何が狙いなのかは分からないけどな、来てみたら君達がやられそうになっててな」
「やられそうになんてなってないわ。ここから反撃する予定だったんだから」
素直ではないアッシュの言い方にヴァンとグレイは苦笑し、モデルAは溜め息を吐くのであった。
そして状況を見ていたトーマスから通信が入った。
『トーマスだ。君達が見つけたデータファイルの解析に成功した。これは特殊なトランスサーバーの起動キーと、どこかの転送座標のデータが組み合わさった物だ。今までのデータを組み合わせて、完全に修復する事が出来たよ。トランスサーバーで受け取ってくれ』
「「了解」」
「ここを探索していた時に起動しないトランスサーバーがあった。多分、それのことだろう」
「なるほどね、それじゃあ一旦、ハンターキャンプに戻りましょうか。準備はしっかりしないとね」
バイフロストのデータをコピーして、奥の部屋のブロックをバイフロストの噛み付きで破壊し、別のトランスサーバーで起動キーを受け取りながら、一度ハンターキャンプで準備をすることになった。
そして準備を終えて、再びバイオラボに訪れた三人は早速バイオラボにある特殊なトランスサーバーに起動キーを挿し込んだ。
《………………………………起動キー確認、座標データ確認。アクティブモードへ移行》
「よし!上手くいったな!」
パネルに表示されたメッセージにモデルAが確認しながら言う。
「ここから先はアルバートのアジトだ。恐らく警備は厳重なはずだ。二人共、覚悟はいいか?」
「「勿論」」
ヴァンが端末を操作すると、三人は転送の光に包まれる。
「…行こうぜ!アルバートのアジトに殴り込みだ!」
三人はアルバートのアジトへと転送され、アルバートが起こした最強のロックマンを決めると言う運命のゲーム
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