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FAIRY TAIL 明治と江戸を渡った人斬り
Fairy Days
Fairy Girls −Mirajane−
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刀斎…約束するよ。自分と仲間を守る為にももっと強くなる。それは俺が抜刀斎になる時から変わらない誓いだから…」

ミラの目を真っ直ぐ見つめて話す蓮にミラは頬を染めながら言う。

「ふふっ、分かったわ。レンなら心配いらないわね。どのみちしばらくはS級の依頼なんて来ないでしょうけど。」

「身も蓋もないけどな…」

二人は笑いあった。


翌日、フェアリーテイルまで昨日のように、腕を組んで歩く二人。

「…あのさ、この状態で行ったら録なことにならないと思うんだけど…」

「ダメよ!さぁ行きましょう♪」

明らかに楽しんでいるミラに溜息を吐く蓮。蓮が警鐘を鳴らしているが覚悟を決める。

扉を開けると多くの視線が二人に向く。特に昨日の男四人と、ルーシィの視線が痛い。

「ただいま。付き合わせてゴメンねレン!」

「俺も楽しかったし、いい仕事だったと思うよ。ミラ。」

エルフマンが真っ先に駆け寄ってくる。

「ね…姉ちゃん!レンに何もされなかったか!?」

「おいまてこら。」

蓮を無視して、ミラに問う。蓮が目を鋭くするが取り合わない。ミラは蓮をチラッ見て、イタズラっぽく笑う。超直感の警鐘が最大になる。

「そうねぇ…とても刺激的な夜だったわ♪」

時が止まった。

「お…おいお前!」

ミラはルーシィの元に駆け寄って耳元で、

「今のは冗談だけどレンは渡さないわよ♪」

と囁いた。

「「「「レ〜ン〜!!!」」」」

「話を聞け〜!!!」

当然聞こえていない男達は蓮に襲いかかる。退けながら外に逃げ出すツナをルーシィは呆然と見送っていたが、

「ううっ、ミラさんもライバルだなんて…」

「ふふっ、ま、お互いにがんばりましょう。」

ミラの言葉にルーシィは仲間でライバルとなった。


なお、週ソラの発売日にはルーシィが開店前の本屋に並んでいた。蓮の単体のページは目を輝かせて読んでいたが蓮とミラのツーショットには、肩を震わせていた。ミラにズルいと詰め寄るが笑顔で撮影だから仕方ないと嬉しそうに言われ、泣き崩れた。

また、男性陣も週ソラを見て、再び蓮に襲いかかるが、今度は容赦なく沈められた。どうでもいいことだが…

尚、写真はとても好評で蓮は【週ソライケメン魔導士ランキング】【彼氏にしたい魔導士ランキング】で初登場1位に輝き、一応フェアリーテイルの名をあげることに貢献した…
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