Fairy Days
Fairy Girls −Mirajane−
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を見ながら親指を立ててCOOLと呟いていた。
そして蓮が出番となり、様々な服装やポーズで撮影に挑み、時にはミラと共に手を繋ぐなど蓮は苦戦した。だがそれなりに蓮は笑顔だった。
撮影を終えた二人はかなり疲れた顔をしている。もうあたりはすっかり暗くなり、今から列車で帰ったら真夜中を過ぎるだろう。そんな時、ジェイソンがコーヒーとあるものを持ってきた。
「今日は本当にお疲れ様!COOLな画がたくさん撮れたよ。もう遅いからこれをあげるよ!」
もらったのはホテルの宿泊券と、食事券だった。
「じゃあ!今日はこの辺で!フェアリーテイルの復活、COOLに待ってるよ!!」
ジェイソンは走り去って行った。最初から最後まであのテンションなのは凄いと、蓮は感心していた。頭も疲れているようだ…
「あの人は昔からフェアリーテイルの大ファンなのよ。今のギルドの現状を知っていて今回の依頼を持ってきてくれたのよ。」
「そうなんだ…さてと帰るなら早くしないといけないけど?」
「せっかくの厚意だし泊まって行きましょうか。このホテルかなり高級だしね…」
「リサーナとエルフマンに連絡しなくていいのか?」
「ホテルで通信ラクリマを借りるわ。じゃあ行きましょうか。」
腕を差し出すミラに苦笑して蓮はホテルまでエスコートした。それぞれの部屋に荷物を置いてレストランへ移動する。もちろん蓮がエスコートする。…ちなみにリサーナに連絡したというミラに安心したが、連絡先がギルドで、何人もの人に伝わっているのを知らない。男性陣の一部と、とある二人の少女の口から魂が抜けていたらしい。
「「乾杯。」」
二人は、会話と食事を楽しんだ。今日の撮影も終わってみれば疲れたがとても楽しかったと言える。食事も終わりに近づいてきた時、ミラからこう聞かれた。
「レン…S級魔導士になりたい?」
「あれって確か試験を受けないとなれないんじゃ…?」
「ううん…現在のS級全員と、マスターの推薦があればなれるわ…マスターから話が出てね…ギルダーツとエルザは賛成してるの。ラクサスは破門中だしね。あとは私…」
「ミラは反対なのか?」
「レンが圧倒的に私より強いのはよく分かってるわ…でも!S級の仕事は一歩間違えれば死に繋がるようなばかりなの。…かつて私はS級になって調子にのって、リサーナを失い、エルフマンの心を傷付け、私自身も魔法を使えなくなった。ナツ達のお陰でリサーナは戻って来たし、私もエルフマンも元に戻ったわ。でもそんな思いは誰にもして欲しくない!だから聞くの。S級になりたい?」
「…なりたい。S級は難しく受けられる人も限られてる。だがそれだけに依頼した人は1日でも早く来てほしいと願っているはずだ。それに俺は冷酷で残酷な闇の人斬り霧谷抜
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