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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
決意の時
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「エックス隊長に加勢に行くんですよね?分かってますよ。今、イーグリード隊長がドッペルタウンに乗り込む準備をしています。皆さんもご一緒に・・・・」
四人はそのまま集中治療室を出て行った。
ドッペルタウン
ドッペルタウンは、変わり果てた姿になっていた。
街はメカニロイドに破壊されたことで荒廃し、都市の中央部には不気味な鬼の顔を模倣したシグマの居城がそびえ立っている。エックスはチェバルから降り、ゆっくりとシグマの居城を目指して行った。
「・・・・・」
エックスは胸のカバーから手のひらサイズの小さな箱を出した。
「・・・・ごめん。」
そう言うと箱をまたしまい、奥へと進んで行く。
「・・・・・・・?」
そのとき、不意に少し離れたところからピアノの伴奏が聞こえて来た。
エックスは、本能に従ってピアノが聞こえるところへと向かって行く。
ハンターベース
「・・・・・・」
マーティは、黙ってデータ端末をいじっていた。映像にはエックスと過ごしてきた記録があり、どれにも嬉しそうな自分とエックスのが並んで写っていた。
「・・・・・」
彼女は全ての画像を選択する。
『選択したデータを削除しますか?』
⇒『YES』
『NO』
「・・・・」
彼女の指は、YESを押そうとする。
そのとき、不意に部屋のドアが開いた。
「だ、誰!?」
顔を上げて見るとそこにはティルが立っていた。
「ちょっと・・・・・お話できるかしら?」
「え、えぇ・・・・・・」
マーティは、慌てて端末をしまって彼女の座るための椅子を準備する。そして、自分も向かいの椅子に座る。
「・・・・・・・」
「・・・・もうすぐ、第7空挺部隊がドッペルタウンに潜伏しているシグマを討伐する為に出発するわ。17部隊も参加するけどマーティは行かなくていいの?」
「・・・・・いいのよ。アタシなんて、どうせ足手まといになるだけなんだから。」
マーティは吐き捨てるかのように言う。
「・・・・エックスのことはいいの?」
「・・・・自分から一人になったんだもの。好きにすればいいわ。」
「・・・・・・そう、貴方のエックスに対する考えってそのぐらいだったのね。私は、こんなことで諦めるような貴方だとは思わなかったのに。」
「なっ!?」
ティルに言われてマーティは思わず逆上し、睨みつけた。
「アンタなんかに何がわかるのよ!?アイツ
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