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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
決意の時
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たくないんだ。」
ゼロの目を見てケインは、口を止める。
「・・・わかった。できるだけの事はしよう。じゃが、無理したら承知せんからな。」
「あぁ、頼む。」
ハンターベース メディカルルーム集中治療室
「「「・・・・・・」」」
ジャイアンたち三人は、集中治療室で寝かされている玉美をガラス越しで見ていた。
「・・・・ドラえもんとの約束、破っちまったな。」
ジャイアンは、暗い顔をして言う。
「ジャイアンのせいじゃないよ。それに一番傷ついたのはのび太の方さ。」
「でも、のび太さん。大丈夫かしら?」
「「「・・・・・・」」」
三人が再び黙っているとビートブードが入ってきた。
「あっ、どうでした?マーティさんは。」
「あぁ・・・・副隊長、相変わらずだったよ。何も口に入れないんだ。」
「そうか・・・・」
「・・・・・ねえ、みんな。僕が言うのもなんだけど・・・・・僕たち、このままこの世界で生きていくって言うのも有りなんじゃないかなって思うんだ。」
「「!?」」
スネ夫の言葉を聞いてしずかとジャイアンは驚愕する。
「い、いや!別にのび太がドラえもんを殺して帰れなくなったとかそういう理由じゃないんだ。ただ・・・・・僕たちがこのまま引きずっていたら、のび太を苦しめ続けるだけだと思うんだ。」
「・・・・・スネ夫、お前・・・・・」
「そりゃあ、ママに会えなくなったり、不便になったりって言う事はあるけど・・・・・今までだって何とかしてきたじゃない。それにもしのび太までいなくなったら玉美ちゃん・・・・・・」
意識が戻らない玉美の顔を見てスネ夫は、真剣な顔で言う。
今までの冒険ではすぐに「お家に帰りたい!」と言っていた彼にしては本当に信じられない言葉だった。これも成長した証かもしれない。
「・・・・・・あぁ、そうだな。のび太の野郎を一人で死なせたりはさせねえ!死ぬ気だったら一発ぶん殴ってやる!」
「ジャイアン。」
「そうね、私たちも前に進まなきゃ。」
「しずかちゃん・・・・・」
「よし、玉美ちゃんが起きる前に俺たちものび太に加勢に行くぞ!!」
「おぉ!」
「えぇ!」
三人がそう決意した直後、集中治療室から治療を担当したドクターが出て来た。
「先生、玉美ちゃんは・・・・・・」
「えぇ・・・・ご心配ありません。峠は越しました。後、数時間経てば目を覚ますでしょう。」
「おぉ!!ありがとうございます!」
ジャイアンは頭を下げてお礼を言う。
「ビートブードさん、早速で悪いけどよ・・・・」
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