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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
Dr.ドップラー
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待っていたよ、エックス君。私がドップラーだ。君たちの活躍はじっくり拝見させてもらったよ。我が側近をあそこまで破壊するとは大したものだ。一瞬、イレギュラーに見えるほどにね。」

「くっ!」

エックスは、思わず歯ぎしりをする。そんな彼に対してドップラーは余裕を崩すことなく話を続ける。

「まあ、そう怒らないでくれたまえ。その君の力を見て思ったのだが、我らに手を貸すつもりはないかね?君が我らと手を組み、そして、我らと共にシグマ様の元でレプリロイドが全世界を支配する理想郷を築こうじゃないか?悪い話ではあるまい。」

「断る!貴様の・・・・・シグマの計画はここで終わりだ!さっさとドラえもんを返せ!」

「ドラえもん?・・・・・・・!そうか、あのレプリロイドのことか。中々興味深い素材だったよ。では、彼を返却するのを条件にどうかね?」

「ふざけるな!!早く返すんだ!!」

エックスは、表情を険しくしてドップラーに向けてバスターを構える。

「・・・・・フン!愚かな!では、君には消えてもらうしかないな。そして、我がシグマ様のボディパーツとなるがよい!行け!!」

ドップラーは、白衣を脱ぎ棄てると同時にエックスたちの目の前に巨大な何かが落下してきた。

「コイツは、私の新作の一つでね。生憎時間がなくて護衛用のメカニロイドを解体して組み上げたんだ。制御ユニットとしては十分に役に立つのでね。」

よく見るとメカニロイドは、象型とクラゲ型を組み合わせたような外見だった。だが、その頭部の頂点を見た瞬間、エックスたちは唖然とした。

「あ、あれは・・・・・・」

「「「まさか・・・・」」」

明らかに無理矢理取り付けられた青く丸い頭。

「ドラえもん!?」

そう、メカニロイドの頭部にドラえもんが取り付けられていたのだ。しかし、当のドラえもんは明らかに正気ではなかった。

「ドラ?ドラララ・・・・・・・」

「ドラえもん!・・・・うわあっ!?」

エックスが近寄ろうとしたところ象型の鼻から強酸が飛ばされる。

「エックス!」

「おっと、ゼロ君。悪いが君たちの相手は私がさせてもらおう。」

エックスたちのところへ向かおうとするゼロとマーティの目の前にドップラーは、光弾を放ちながら立ち塞がる。

「そこを退け!!」

ゼロは、バスターでドップラーを攻撃する。しかし、ドップラーは構えを取ると電磁フィールドが発生し、バスターの光弾を吸収してしまった。

「何ッ!?」

「残念だが君たちの戦闘データは配下たちとの戦闘で収集済みなのだよ。」

ドップラーは炎で自分の目の前にシールドを形成し、ゼロに体当たりする。数千度はあるのではないかと思われる炎がゼロの体を焼く。

「グワアアァア
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