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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ゴッドカルマシーン・O・イナリー
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「ヴァジュリーラ!」
「エックス!マンダレーラの仇!ここで取らせてもらうぞ!」
「えっ?」
ヴァジュリーラの言葉にエックスは思わず驚いた。
「何のことだ?俺は知らないぞ!?」
「惚けるな!貴様の手によって無残に殺されたマンダレーラの雪辱・・・・・・ここで晴らしてくれるわ!!」
ヴァジュリーラが叫ぶと同時に彼の背後にマンダレーラの残骸が落ちてくる。
「あれは・・・・マンダレーラ!?どうして・・・・・・」
「ドップラー博士は、私にマンダレーラの力を与えてくださった!今、ここで貴様たちに見せてやるぞ!はああぁああああああ!!!!」
ヴァジュリーラは構えると身体が光り始め、マンダレーラの残骸と合体し始める。そして、瞬く間に巨大なお稲荷型レプリロイドが姿を見せた。
「こ、これは!?」
『パワーアップした私の力・・・・・・・存分に思い知れ!!』
合体したゴッドカルマシーン・O・イナリーは、かつてヴァジュリーラが使っていたビームブレードを展開すると凄まじい斬撃を繰り出す。エックスたちは二手に別れるものの斬撃は二つに分裂し、危うく命中するところだった。
『まだだ!!』
イナリーは、両腕を飛ばし、エックスとゼロを捕らえる。腕はヴァジュリーラの時と変わらないものの握力はマンダレーラの怪力に匹敵するものだった。
「グッ!?」
「野郎!!」
ゼロはバスターでイナリーに攻撃するがイナリーはバリアを展開してバスターの攻撃を防ぐ。両腕は二人をそのまま壁に打ち付けると戻ってくる。
「エックス!」
壁に打ち付けられてずり落ちて来たエックスを見てマーティは思わず叫ぶ。
「アンタ、よくもエックスを!!」
マーティは、まだ扱いきれていないバスターでイナリーを攻撃しようとする。しかし、イナリーは、斬撃で無力化したかと思いきや今度は空いている左手から光弾を作り出し、彼女に投げつけた。先ほどのメカニロイドのときのようにバリアフィールドが張られるものの出力を上回り、彼女に直撃した。
「きゃあぁっ!?」
『そんな攻撃が通じるか!!』
イナリーは、倒れた彼女を踏み潰そうとその巨体を動かし始める。
「や、やばいよ!?」
「早く助けないと!」
ジャイアンたちが駆けつけようにも光弾が飛んできて近づくことができない。
『まずは一人だ!』
イナリーは、巨大な足を持ち上げマーティを踏み潰そうとする。
「くっ・・・・・体が痺れて動けない!」
『死ね!そして、地獄にいるマンダレーラに詫びるがいい!』
その直後、エックスはどうにか体勢を立て直してダッシュで移動し、彼女を突き飛ばして自分が身代わりに足を両腕で押さえた。
「グウッ!!」
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