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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
不安
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状態にならないための策を考える。

しかし、原因がわからない以上、対策のしようがなく虚しく時間が流れていくだけだった。




























ハンターベース マーティ私室

「・・・・・・・・」

マーティは、睡眠をとらず机に座って何かを見ていた。

造船所に設置してあった監視カメラの映像だ。

エックスが帰還後、イレギュラーハンター諜報部へと映像が回されたのだが頼んでコピーを取ってもらったのだ。

その映像にはマンダレーラと交戦しているエックスの姿が写っていた。

「ここまではエックスが圧されていた・・・・・・・でも・・・・・」

しかし、それからすぐエックスに異変が起き始める。エックスが絶叫したと同時に体全体から赤黒いオーラが発生し始め、エックスの動きがまるで別人の如く変化していたのだ。

そして、エックスは無慈悲に素手でマンダレーラの左腕を引き千切り、ズタズタに八つ裂きにした後、バスターで容赦なく撃ち殺していた。

「・・・・・・・アタシの知っているエックスじゃない・・・・・これじゃあまるでイレギュラーじゃない・・・・・」

映像はさらに続いていた。エックスは潜水艦に乗り込むや防衛用のメカニロイドをバスターと素手で破壊して行っていた。それも原型が残ることなく。普段の彼を見ていた彼女にとってその姿は最早地獄に巣食う鬼としか言いようがなかった。

「はあ・・・・・はあ・・・・・」

不安のあまりマーティは息を荒くする。その顔は冷や汗で濡れていた。

エックスは更に最深部へと侵入するとシュリンプァーと交戦する。そして、命乞いをした彼を笑いながらバラバラに引き千切っていた。彼が泣き叫ぼうが喚こうがその息の根が止まるまで。

「やめて・・・・・・もう・・・やめて・・・・・・」

最後にシュリンプァーが完全にこと切れるとエックスは、DNA端末を奪い取ってバスターに組み込む。

そこでゼロと自分たちが合流した。

「はあ・・・・・はあ!はあ!」

マーティは映像を切ると不安のあまりに体を震わせた。

あれが本当にエックスなのか?

あの映像からはもう別人としか見えない。

今まで無暗に敵でも傷つけようとしなかった彼がまるで殺人マシンの如く戦いを楽しんでいた。

「もし・・・・・また、エックスがあの状態になったら・・・・・・」

想像もしたくない。

しかし、彼女の脳裏ではすでに仲間たちを蹂躙して笑いながら自分を見るエックスの姿が見えてしまった。

「いやよ・・・・・・・そんなこと絶対に・・・・・・」

「マーティさん?」

声がして後ろを向いてみるとしずかが目を覚ま
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