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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第三十五話
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僕の言葉にヴォルトは一瞬止まるも、僕の説明に納得したのかそう言うと僕の身体から小さな光となって抜け…空へと飛んでいった。







「――……優等生二号、どうすんだ?」


「――…今さっきヴォルトに救援を頼んだから…出来る限り時間稼ぎ、だね」


「――了解、と」


僕の説明を聞いてアルヴィンが頷いたのを確認すると、僕たちは武器を構える。
サレは僕たちのその様子を見て依然と不気味な笑みを浮かべていた。


「へぇ、逃げないんだ。なかなか優秀だね」


「それはどうも。…それにしても、あなたも暇なんですね。目的のヴェイグじゃなくて、僕達を見つけて喧嘩ふっかけるなんて」

「ヴェイグが目的…フフッ、残念。僕の今回の目的は…今目の前にいるから」


僕の言葉に、サレは不気味に笑ったままそう言った。
目的はヴェイグじゃなくて……僕かアルヴィン…?


「今回の目的って……」


「おやおや、いいのかい。僕ばかり気にして。後ろにも気をつけないと…」


「一体…何を…――」


笑みを浮かべたまま出したサレの言葉に僕は思わず後ろを向いてしまう。
その時だった……――


――僕の額に、『銃口』が向けられた。



「――ぇ……なん…で……?」



「―――――――」



――銃口を突き付けた相手は僕の言葉に、答える事はなく……



――――ドンッ!!




――引き金を……引いた。





―――――――――――――



――その後、ヴォルトの報告を受け、駆けつけたアドリビトムのメンバー達が見たものは……


――数量の地面に落ちた血と……


――その血の中心に…地面に突き立てられた『木刀』であった。




―――この日、『乾 衛司』と『アルヴィン』は……行方不明となった…――





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